監督 内藤誠
脚本 桂千穂 、内藤誠
原作
筒井康隆役名および出演者名
雷門享介(梁山泊プロ代表・接待評論家)平岡正明
小口昭之助(口臭評論家) 巻上公一
風巻扇太郎(盗聴評論家) 南伸坊
平松礼子(贈答評論家) 入江若葉
沼田峰子(万引評論家) 栗林由美子
片桐考太郎(反吐評論家) 山城新伍
杉沢亜香(火事評論家) 伊藤幸子
城亀吉(出歯亀評論家) 山本晋也
本橋浪夫(横領評論家) 上杉清文
芥山虫右衛門(皮膚病評論家) 牧口元美
歌川華子(性病評論家) 朝比奈順子
羽根田俊也(墜落評論家) 添田聡司
九十九八十八(自殺評論家) 大林宣彦
平戸源五郎(麻薬評論家) 海琳正道
西条圭一(パーティ評論家) 安岡力也
雷門豪介(カンニング評論家) 黒岩秀行
雷門比呂子 珠瑠美
バーのママ 春田逸美
瀬戸子 北川れい子
風巻夫人 村川英
片眼 四方田犬彦
大屋壮海 竹中労
航空会社職員 飯田孝男
平松景太 末井昭
主婦連代表 吉田京子
俗悪番組追放同盟代表 興石悦子
全国PTA協議会代表 小野靖子
テレビ司会者 沢木慶端
Xマン 手塚眞
猿子 奥山京子
機動隊々長 松田政男
映画評論家 石上三登志
まずは、予告編から
あらすじ白ずくめのスーツの男が梁山泊プロダクション(おかしな評論家のスグツ)へ。
一室に集まる男女。 そこへ、パンツいっちょの男(盗聴評論家の風巻扇太郎)が入ってくる。
(う~ん、シュールだ) 乱交パーティー? (なんじゃ~こりゃー)
城亀吉(出歯亀)が、天井から覗こうとして落っこちてしまう。 (まさか、これが、オチなのか?) ♪イェ~イ ヒィィィィィ
「昼下がりレディスショウ」という番組で解説する城亀吉。 主婦連やPTAなどから、ツッコミを受ける。 (っま、当然だな) オホホホホ
芥山虫右衛門がやってくる。 さっすがに、険しい。 慇懃にもてなそうとするが、インキンをうつされそうになる えへへぇぇー
文芸評論家と万引き評論家と反吐反吐評論家の激論。 (お食事時にはつらい場面)オウェェェ~~~。 ヘドが出そうだぜ。 オウェーーー。 いかんいかん。 Σ( ̄ロ ̄|||) ここをリアルにするのは、いかんぞー!
いや、だから、ヘドの鑑定のリアルなやつはイカンって!!!
ヘド評論家が、秘密のチョメチョメを言っちゃう。 ナハハ。
ちょめちょめを出してしまう。 半年後。 ヘド評論家は、放火評論家を監視する。 火事場のクソ力ってやつか。
墜落評論家と自殺評論家が結託? デッドリーだぜぇ~。 ♪エリーゼのために っていうか、何のために? 必殺技? 火花が飛び散りそうな激論に、ヘド評論家と放火評論家が入ってくる。 そして、梁山泊へのお誘い。
梁山泊では、評論家を募集する。 面接をするが、無茶苦茶じゃないか! (奇人変人大集合)
(ホタテ評論家じゃなくて)パーティー評論家?
接待評論家の竜門の息子は、カンニングで大学に入学。 (まさか、試験中にYahoo知恵袋で訊いたとか?) カンニング評論家にスカウトされる。
盗聴評論家と性病評論家が・・・ うそで相手を出し抜こうとする。 (盗人猛々しいってことだな) 盗聴評論家は、辛抱できないようだが。
っドッカーーーン!梁山泊に対する世間の風当たりが強くなってくる。 マスコミ対応。
墜落評論家が、刺激の欲しい女性達に謎のモテモテ。
梁山泊が、主婦連などに、わっっっっっるい企みをする。 ひっっっどい悪乗りだ。
ケツ死の抗議。
マスコミのひっどい対応。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
籠城後、3ヶ月が過ぎ、刺激的な事件を起こそうとする。
梁山泊→曲者→濃厚→討ち入り→理不尽 あっ (T_T)(ところで、なんの騒ぎなんだい)
感想な・・・なんじゃ~こりゃーーー。
話の筋もへったくれも無い。 もー、なんか、
出演者がみんなやりたい放題やって、そのまま放置するので、一つのエピソードの後には色んなものが散らばったままになっている。 これを芸術的というのか、単にハチャメチャ騒ぎというのか、迷うところ。 見終わった後に何かいやぁーなモノが残った気がするが、そのあたりは、反吐評論家に分析してもらうとして(冗談なので、悪い意味じゃないぞ)。
今から考えると、
出演者は、とにかく豪華だな。 特に、原作の
筒井康隆さんと自殺評論家役の大林宣彦さんは、この作品の他に「時をかける少女」でタッグを組んでいる。盗聴評論家役の南伸坊さんは、どっちかっていうと、盗聴よりも変態評論家の方がしっくりきたんじゃないか。
この
作品のジャンルとしては、ダーク・サイコ・コメディー(そんなジャンルあったっけ?)。
コメディーなんだが、ところどころに散りばめられているユーモアが実に暗黒なのだ。
ストーリーは、「芸術は爆発だー」を地で行くくらい所々爆発してる。 大まかな流れは、梁山泊という怪しい団体が世間を(マスコミを巻き込みつつ)お騒がせしちゃう。 2014年4月現在でいう、「毎度お騒がせ」しちゃってる中山美穂さんみたいな感じ。 それに、わっくわさせちゃうかどうかは、個人的な好みが、すごく分かれるところ。
考えてみれば
、現在でも○○評論家というのは、山ほどいる。 自分から名乗ればなんの評論家にでもなれるような気にすらなる。 2014年4月現在でも、ラジオで(確か兵庫のFM局で)自称医師を名乗る男が、番組を持ち医療関係のアドバイスをしたり、お金をもらって講演をしてみたり、ってのもあった。(厳密に言えばちょっと違うか) まー、元プロだって、情報番組なんかで、事件の犯人のプロファイリングを頼まれて、「犯人は、男または女、年齢は、20歳から80歳・・・」みたいなトンデモ解説をやってみたりするので。
作品の評価としては、
チョメチョメ16個半。 相当好き嫌いが分かれる作品。 前衛的な芸術が好きであったり、ピカソや岡本太朗さんの作品に感銘を受ける人には、いいかもしれない。 しかし、あんまりにも先を行き過ぎているためか、筆者には付いていくのが、しんどかった。 役者を生業としない人が、重要な役をやっていたことも厳しい評価につながっている。 っま、低予算だから仕方が無い反面もあるんだろうけど。
にほんブログ村パッケージ

ちなみに裏面

テーマ:邦画 - ジャンル:映画
- 2014/04/28(月) 22:00:00|
- 映画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0