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阿佐蔵の暇つぶし

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妖怪大戦争…1968年版(邦画のため原題同じ)について

監督 黒田義之

役名および出演者名

真山新八郎  青山良彦
千絵     川崎あかね

大館伊織   大川修
磯辺兵庫   神田隆

川野左平次  木村玄
大日坊    内田朝雄
門番     若井はんじ・けんじ
下役人    西川ヒノデ
安蔵     沖時男
警護の侍   伴勇太郎
しのぶ    井上ヒロミ
茂市     渡辺幸保
お咲     神田真里
ろくろ首   毛利郁子
ダイモン   橋本力
河童     黒木現
雲外鏡    花村秀樹
二面女    行友圭子

語り手    戸浦六宏

まずは、予告編から



あらすじ

数千年前に栄華を誇った古代バビロニアの都ウル(遺跡)には、凶暴な妖怪が眠っているという言い伝えがあったために、誰も近づかなかった。 が、年月が経つにつれ言い伝えは忘れられ、墓荒らしが盗掘する…  

よ…蘇ってしまった。 妖怪ダイモンが (ダイモンっつっても、五分刈りのダンナじゃないですぜ。 映画が古いので表現も古め)(*´Д`*)

ダイモンのいたずらで船が難破してしまう。(西部警察とは、なんの関係もないってくどいか)

時代設定は、日本の江戸時代 ダイモンは、伊豆に上陸し、代官・磯部兵庫を襲う。 そして、兵庫の体を乗っ取る。 (雰囲気変わっちまってんじゃんか!) 兵庫は、罰当たりなことをやり尽くす。 Oh,My God! (神も仏もありゃしない)

代官の屋敷の庭池に主として住み着いている河童は、代官・磯部兵庫の異変に気付く。 兵庫と話し合っていた家臣・川野左平次まで体を乗っ取られてしまう。

河童 VS ダイモン → 勝負にならなかった。(T_T)

代官屋敷を追い出された河童は、仲間を求めて妖怪屋敷へ。 なかなか信じてもらえない河童。 

家臣・真山新八郎は、代官がダイモンと入れ替わっていることを(新八郎のおじ)大日坊から知らされる。 

怨霊退散 怨霊退散 

なんか妖怪 って感じで。

そして、日本妖怪 VS ダイモン一派との戦いが始まる。

お化け→けったい→いたずら→来客→暗がり→理解不能→うとうと→どうなってんだよ→妖怪大戦争! ( ̄ー ̄)ニヤリッ

(お札を使うけど、札付きの悪ってことか?)

感想

古今東西、日本に伝わる妖怪が出てくる。 まさに、妖怪の玉手箱やぁ~~~(レポーターの彦麻呂さん風に)。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

出演者に関しては、(筆者の勉強不足かもしれないが)ほぼ知らない人ばかりだ。 唯一分かるのは、内田朝雄さん。 女必殺拳でも道場主で出ていたし、正義の味方のサポート役といえばこの人という感じだ。 大物の風格もある(体がごついというだけじゃないぞ)。

今作のメインは、出演者というより作品のタイトル通り妖怪だ もー、これでもかっ!ってくらい盛り込んでいる。 1968年の作品なので、CGなどほぼない。 妖怪たちは、着ぐるみと特殊メイクでバッチリ決めちゃっているのだ。 今のTVで見ると、ハッキリくっきり画質のため着ぐるみの粗さが目立ってしまうが、1968年当時に映画館の暗がりの中で見た人たちは随分リアルに感じたはずだ。

妖怪の作りこみは、方言にも現れている。 関西の妖怪であれば、ちゃんとした関西弁、九州の妖怪であれば、ちゃんとした九州弁を使っている。 

舞台は、江戸時代の伊豆。 なぜ江戸時代かというと、(筆者の憶測だが)妖怪を現代社会に出すと浮いてしまうから。 舗装された道路を妖怪が団体御一行がぞろぞろ歩いているのはいかにも滑稽だ。

作品のジャンルは、SFコメディー。 ホラーじゃないことは確か。どっちかっていうと、特撮ヒーローモノのノリだ。 のんびりしたリズムでファミリー向けアトラクションの延長というか。

内容は、外国妖怪ダイモンを日本の妖怪がよってたかって退治するというものだ。 これは、ジャンル分けにも直結してくるんだが、1対1ならスポ根モノ(表現古いか)、少数対多数ならヒーローモノ、多数対少数ならコメディーになるというのが筆者の持論。 今作で、ダイモンが非常に強いという設定があるにしても、正義の味方が大人数で1人の敵をよってたかって攻撃してはイカンという気もするんだが。 

ただ、どうしても多数の妖怪を登場させなければならない大人の事情があった模様。 (興行的な面とブロマイドが発売されたことからも)

それにしても、タイトルに大戦争と名打つ割には、妖怪の特異な能力が全然戦闘に反映されない。 っま、妖怪は、そのルックスで驚かしてナンボみたいなところもあるので仕方がないか。

作品の方向性としては、着ぐるみの完成度4、ホラー度1、コメディー度3、妖怪のこだわり度5。 ということで、作品の評価は、のんびりしているときに見たいっと思うことがあるが、DVD買ってまではどうかなっというのもある。 レンタルがなければ諦めがつくぐらいというか。 このあたりが、妖怪モノ、特撮モノが好きな人との境界線なのだろうか。

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妖怪大戦争

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2014/05/16(金) 22:00:00|
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