監督 ジェラルド・マクモロー
役名および出演者名
ジョン・プリースト
ライアン・フィリップエミリア
エヴァ・グリーンマイロ
サム・ライリーピーター バーナード・ヒル
パスター ジェームズ・フォークナー
ダン リチャード・コイル
マーガレット スーザン・ヨーク
ダン リチャード・コイル
ウォーム・スネイク ステファン・ウォルターズ
まずは、予告編から
あらすじ2つの入墨。 哲学的な屁理屈をかました後、マスクの男(ジョン・プリースト)は、デカルト(だっけ?)のセリフ「I think therefore I am」的なことをいう。 (伏線なんだろうか?) そして、「今夜、ある男を殺す」?
エミリア(娘)とマーガレット(母)が、精神科研究員のF.アール博士のカウンセリングを受けている。 お互いの立場を入れ替えて考えてみる。
もう一つの街、ミーンワイル・シティー。 上空からは、まともな街に見えるが、実際は、救いようもない街だ。 街には、「誰もが信仰を持たなければならない」というルールがある。 聖職者が見回っている。
マスク男のターゲットは、“インディビジュアル”…邪悪な教団、デュプレックス・ライドの教祖だ。マイロは、結婚式の準備をしていたにもかかわらず、婚約破棄されるという目にあった。 Franklyn
マスク男は、聖職者から追われることになってしまった。
マイロは、街で見かけた女性(マイロの初恋の相手・サリー)の後をつける。
エミリアは、自殺しようとする。
ミーンワイル・シティーの信仰登録センターは、共感を求める人でごったがえしている
エミリアは、パスターと温かい飲み物でも飲みながら会話。 自殺→Xのキャンペーン?
ダンス→素潜り→リストカット→とうとう?→うつろ→老人 あっ(≧ヘ≦) ムゥ マイロとサリー。
ピーター・エッサー デュプレックス・ライド 24
ん? サリー? マイロ OR 迷子?
フランクリン
感想う~ん、わかったような、わかってないような。 おそらく、サブリミナル効果で必要なものは、入ってきているんだろう。ジャンルは、不思議系SFミステリー。 とはいっても、途中で犯人が分かるという類のものではないが。 とりあえず、謎が多い作品。
出演者で気になったのは、ジョン・プリースト役の
ライアン・フィリップ。 「ラストサマー」や「クルーエル・インテンションズ」で若手イケイケ俳優の印象があったのだが、今作では、マスクをかぶる謎の男キャラ。 暗い、そして、陰湿な男の役だ。 そして、エミリア役の
エヴァ・グリーン。 メイクや髪型、衣装のおかげかもしれないが、メンタルが弱っている役にぴったりだ(悪い意味じゃないぞ)。
巷の噂では、
もともとこの作品は、ユアン・マクレガー、ジョン・ハートが出演する予定だったが、ユアン・マクレガーがバイク事故で足を骨折してしまったために、撮影に参加できなくなったらしい。 ちなみに、
エヴァ・グリーンは、唯一のオリジナルキャストらしい。
内容は、ロンドンとミーンワイル・シティという2つのパラレル・ワールドでの出来事が描かれる。 最後まで見ると、ストーリーの前提や伏線なども分かるんだが、途中は、ただただ???という状態になってしまう。 よく言えば「ヒネリが効いている」、悪く言えば「こねくり回しすぎ」。
世界観が独特で(イギリス映画なので、ハリウッド映画になれている筆者には特にそう感じるためかもしれないが)見終わった後のすっきり感が、ちょっとロンドンの薄曇の空のような感じだ。 このあたりは、好みの分かれるところ。 筆者の先入観かもしれないが、ヨーロッパ映画テイストだ。
ところで、
邦題のサブリミナルは、どうにかならなかったのか? 原題は、Franklynなので、そのままフランクリンでよかったんじゃないかな。 その方が、先入観なしにみれるし。 ちなみに、この記事を読むとあるサブリミナル効果があるように記事が書かれているんだが気付いた人はいるだろうか?
ということで、作品の方向性は、ミステリー度3、伏線の回収度4、世界観の独特さ度4、終盤まで何だか分からない度100。 ということで、
作品の評価は、ちゃんと理解しようとすると少なくとも(ざっくりとでも)2回は見ないと分からないので、時間がたっぷり取れる人にはいいかもしれないが、見るのは一発勝負にこだわる人には向かない。 でも、買うのはちょっと厳しいので、レンタルで一週間借りるぐらいかな。
悪くないんだが、万人向けじゃないというか。
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- 2014/05/19(月) 22:00:00|
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