監督・脚本・製作・製作総指揮・編集
モーリス・デヴェロー役名および出演者名
カレン
イロナ・エルキンマイク
ニコラス・ライトニール
ニール・ネイピアジュリー
エミリー・シェルトンジョン ティム・ロゾン
サラ ニナ・M・フィリス
ベティ ジョーン・マクブライド
パトリック ロビン・ウィルコック
デイビス ダニー・ブランコ・ホール
パトリック ロビン・ウィルコック
ヴィヴィアン クリスティーン・ラン
まずは、予告編から
あらすじ
地下鉄、ガラガラの車内。 カレンは、ヴィヴィアンからの封筒を開けてみる。 麦角菌、麦角病ってなんじゃらほい。
あぁぁぁぁぁぁぁぁ (゚ロ゚;)エェッ!?肩の傷。いやなことは、水に流しちゃう。
ニュースでは、宗教関係者による自爆テロが伝えられている。
地下鉄の駅では、ヴィヴィアンが、ジャンプ。 (((( ;゚д゚)))病院では、謎の大盛況。 「あいつらが来る」? Σ(´д`;)
11時10分 カレンはお食事。 おもむろに、マフィンなどをかじりながら・・・ カレンは、ヴィヴィアンからの「ヤツらが来る」というメモが書かれた封筒を開ける。
ん? あれれ?
11時46分 カレンは、地下鉄へ。 (終電ってことかな?)
Hear the Voice.
( ̄ー ̄)ニヤリッ
サンディーとデリック、突然の再会。 う~ん。
幻覚。 カレンとマイク。 そして、パトリック。
電車が止まりぃ~の、車外から呼び声が聞こえぇ~の、何か悪いものが見えぇ~の。
もしかして、終着駅?
電車内では、停電中。 非常用の照明のみが点いている。
カレンとマイクのいる車両に他の乗客(ベティ)がやってくる。 ベティのポケベルが鳴り怪しい行動。なんてこったい!
「その時が来た」 ???
イチャイチャするカップル。でも、終着駅までは ・・・ トンネル ・・・ (*´∇`*)
乗客たちは、
ポケベルでメッセージを受ける。
なんてこったい!
ハレルヤ → 血の雨
“希望の声” でも、ノー・ホープだった件。
武器は、斧、金槌など。 (オーノーからのハンマーチャンスへのフラグってことか)状況を打開するために・・・
信者 → 邪神 → 信者 → 邪心
カオス
まったり
Oh,my God → X
(ハンマーチャンス失敗 → 諸々没収)
ん?
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
ε=ε=(;´Д`)

感想
ん? う~ん。 え~っと、何が起こったんだ?
ジャンルは、オカルト・ホラー。 でも、怖さがメインじゃないような気がする。 残酷なシーン、血の出るシーンはあるけど。
予算は、20万カナダドルなので、日本円で約2000万円くらい。
超低予算だ。 そのわりに、結構大掛かりなこともやっている。 電車まで止めちゃってるし。 役者やエキストラも結構いて、安っぽさはそれほど感じない。
低予算のためもあってか、
モーリス・デヴェローは、監督・脚本・製作・製作総指揮・編集をやってしまっている。 随分欲張ったな。
ストーリーは、電車で帰宅途中のカレンをポケベルで謎のメッセージを受けた乗客たちが襲い始める。 ポケベルは、懐かしいな。 製作されたのは、2006年だから当時カナダでは、まだサービスを継続していたんだろうか。 予告編でもある程度ネタばれしているのでいいかと思うが、襲ってくる人達は、とある宗教の信者たち。 (むむむ) 地下鉄で、犯行が・・・という展開。 (う~む、どこかで聞いたことがあるぞ) アルマゲドン的なものをというのだが・・・(基はあの事件?)
オチは、わかり易いような、分かりにくいような。 でも、伏線があちこちに張ってあったと考えると、そっち方面での終わり方となる。 筆者的には、それで一応納得できる終わり方だったんだが。
オリジナルタイトルは、End of the Line、で、邦題は、11:46。 エンド・オブ・ザ・ラインの方がタイトルとしては良かったんじゃないか? 和訳するといろいろ含みがありそうだし。
作品の方向性は、ホラー度4、オカルト度4、何回見ても序盤のシーン驚いちゃうじゃないか度10。 ということで、
作品の評価は、ラストが分かるかどうかで評価が分かれる。 メモを取りながら作品を見る人も少ないんだろうが、筆者は、伏線がこうなんだろうなと考えながら見たので、エンディングは納得のいくものだった。 ので、
よくストーリーが練られた佳作だと思う。
ここからは、相当ヒドめのネタばれ。 なので、まだ見ていない人には、ここから先は読まないこと。 ( ̄∠  ̄ )ノ
ヾ(´ω`=´ω`)ノ
(⌒∇⌒)
(  ̄っ ̄)ムゥ
( ̄‥ ̄)=3 フン
ネットで調べていたら、マフィンが原因で幻覚うんぬんというのを見つけた。 今作のストーリーがループであることには、筆者も賛成なのだが、麦角菌 → 幻覚というのは、ちょっと強引な気がする。
ざっくりだが、
麦角菌 → マフィン (もしかして逆で、マフィン → 麦角菌かもしれない)
肩の傷 → カレンの半そで (現実じゃないので、傷痕がない)
同僚が話した75歳のBBA → ベティ?
Give Them Hope というポスター → カルト教団
ヴィヴィアンの残した絵 → 電車内および逃げる時の様子
・・・という風に、カレンが妄想というか幻覚を見ている時のシンボルとその解釈がセットになっている。 というのが、筆者の説。 そして、その妄想が始まるのが11時46分。
カレンがカルト教団の信者に襲われたのは現実で、ヴィヴィアンの自殺、担当している患者が十字架を飲み込むなどショックなことが重なり、(精神的に)自分を守るために作った現実逃避というか妄想だと思う。
最初の場面が、エンディング後のシーンだという解釈は、筆者も同意。 ラジオから流れるニュースがヒントになっているからおそらく間違いないだろう。
そう考えると、終盤に出てきたエイリアン的生物がチープなのにも納得。 ヴィヴィアンが描いたものからカレンが妄想しているんだから。 見直すと壁に張り付いている所までそっくり。
ちなみに、
カレンは、カルト教団のリーダーを知らないのじゃないかな。 事情をラジオで知ったことから。 だから、病院の休憩所近くに貼ってあったポスターの男性を妄想のなかで暴走するカルト教団の教祖に書き換えてしまった、というのが筆者の解釈。
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- 2014/06/10(火) 22:00:00|
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