監督
ロブ・コーワン 脚本 ラリー・コーエン
役名および出演者名
ジョール
マシュー・リラード (脚本家)
レイヴァリー
デボラ・カーラ・アンガー (刑事)
ミリー
ジーナ・ホールデン (生徒)
ブリードラブ サージ・ホード (刑事)
クレア
キアラ・ザンニアダム
マイケル・エクランドベン ケン・クレイマー (ジョールの父)
パトリック ウッディー・ジェフリーズ
リサ アナ・ガルビン
マーナ オリビア・チェン
サージ ベン・コットン
ジェレミー デビッド・オース
キャシー イルディコ・フェレンツィ
トラクター ポール・レイゼンビー
まずは、予告編から
あらすじ
床に倒れた男(パトリック)が、逃げようと通路に出ると、牢屋に入れられたキャシーの声が聞こえる。
・・・・・
月並みな展開 = 駄作?
講師として、生徒に脚本について教えるジョールは、「いい映画は徐々に絶頂へ向かうんだ」と。
「優れた物語の基礎は、登場人物の造形が重要なんだ」
「犯人を撃つ?」
トラクター(ミリーの脚本の中の登場人物)は、社会的要因のせいで破綻した人格。
講義を終えたジョールは、くっそ暑いなかコート姿。 ポケットにアイデアのメモを入れられるからだそう。φ(.. ) φ(.. ) φ(.. )
家に帰ると、メッセージが2件。 1件は、カンター・エージェンシーのオーレンから。
2件目は、「銃を持った男に殺される」というメッセージを残したジェレミー・ポッターから。 ジョールが助けに来ないと殺されるらしい。
経験から書く・・・
カフェで働く恋人のクレアと別れ話中に、上から男が降ってきた。ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
男の名前は、ジェレミー・ポッター。 (うーむ、電話の男か)(ポッターがオッター…落ちた)
ジョールは、食事がてら友人のアダムに相談してみる。 キモサベ、トント分からないぜ。
留守電には、3件のメッセージが。
1件目は、クレアがTVドラマの仕事(医師役)が入った。
2件目は、ブリードラブ(刑事)から聞きたいことがあるとのこと。
3件目は、「私は、殺される」というものだ。 名前は、仕立て職人のマーナ・チャン。 キャラル 3411現場に駆けつけると…既にマーナは、…
「金持ち、貧乏人、物乞い、泥棒」 泥棒に下線が引いてある。 (なるほど)
ジョールは、警察に疑われてしまう。
不合理な殺人事件。 輪ゴム銃。
ジョールは、かつて書いた「不合理な殺人事件」の設定とそっくりだと気付く。潜在意識。 別の人格。
「被害者は無差別でも犯人には動機がある」ジョールは、アダムに相談。 「不合理な殺人事件」の設定通りに殺人事件が起こるのであれば、次の被害者は…
キモサビ (ジョールが、キモ過ぎっていう訳じゃないぞ)
96番通りと10通りの角。 プレイジャービル。 名前は、サージ。
ジョールは、追い込まれていく。
「なぜ殺される直前、あなたに電話を?」
「俺の脚本を読んだんだ」
Stop Me
「消された伝言(Messages Deleted)」 アイヴァン・レイマー
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
オブラートに包んだ表現ってことか。

感想
(注)仕立て職人(マーナ・チャン)は、子役ではない。 苗字が芦田さんでもない。
ジャンルは、ミステリー・サスペンス。 残酷なシーンは、少ない(ゼロとは言わない)。 「犯人は誰だ」と考えながら見る系。
ストーリーは、大学で脚本について教える売れない脚本家が、殺人事件の被害者から事件の直前にメッセージを受けるというものだ。 怪しすぎるジョールの行動から、犯人からは勿論、警察からも追われることになる。 ミステリーなので、あんまり書くとヒドイ目のネタばれになるので、今回も、少し離れた場所に考察として書いておく。 作品の評価にもつながる事なので書いた方がいいかなという判断で。
出演者は、レイヴァリー役の
デボラ・カーラ・アンガーが、いつもキレ気味の表情だ。 アンガーという名前からもしっくり来た。 メル・ギブソン主演の「ペイ・バック」や「サイレント・ヒル」にも出ていた人だ。 カナダに関わりがある役者が多く出演しているなと思ったが、実はカナダ映画だった。
作品の方向性は、ミステリー度3(ある程度は、先が読める)、サスペンス度2(怖いってほどでも…)、筆者が去年受け取ったボイスメールの数2(友人がいないって訳じゃないぞ)。 ということで、
作品の評価は、う~~~ん、
日本人向けじゃないかも。 背景を詳しく知らないと「なんのこっちゃい」ってことになるだけ。
ということで、
ちょっとだけ補足兼ヒドイ目のネタばれ。
(≡ω≡.)
(´・ω・`)
(*´ -`)(´- `*)
( ´_ゝ`)
補足
①作中で用いられている「キモサベ」(kemosabe)という言葉を筆者は全く知らなかった。 この言葉が、どうやら作品の謎を解く鍵らしい。 意味は、友人という意味のようだ。
②レイマー → ライマー (ライム) → 音韻 という感じで言葉遊びになっている。
1番目の被害者は、ジェレミー・ポッター。 鋳掛職人。 ポッター(陶器家)
tinker2番目の被害者は、マーナ・チャン。 仕立て職人。(テイラー) a
tailor3番目の被害者は、サージ。 サージェント(軍曹)
sergeant4番目の被害者は、クレア。 医者の役。 (ちなみに、外科医は、サージェン)
Surgeonヒット曲(?)か地元に伝わる歌詞がヒントになっているようだが、筆者には厳しい。 (発音してみると、似た発音が多い。 韻を踏むってことなのか)
ヒドイ目のネタばれ。
エンディングからいって、
この作品全体が、ジョールの脚本であることが分かる。 (大体想像出来た人も多いかもしれないが) そう考えると、粗い目の台詞回しや、強引過ぎる展開、ちょっとした矛盾なども、もしかしたら計算ズクなのか…と深読みしてしまう。 「経験を生かして脚本を書く」と複数回登場人物に言わせていることで、そのあたりの判断が難しくなっているのも確か。 っということは、ジョールが殺人事件に関わったことは間違いない。 「有罪間違いない」って言われても全然驚かないところを考えても。
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- 2014/06/18(水) 22:00:00|
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