阿佐蔵の暇つぶし

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セブン(原題 Seven 作品の中での表記は、Se7en)について

監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

役名および出演者名

デイヴィッド・ミルズ刑事   ブラッド・ピット
ウィリアム・サマセット刑事  モーガン・フリーマン

トレイシー・ミルズ      グウィネス・パルトロー
警部             R・リー・アーメイ
マーティン・タルボット検事  リチャード・ラウンドトゥリー
マーク・スワー弁護士     リチャード・シフ
テイラー刑事         ダニエル・ザカパ
カリフォルニア        ジョン・C・マッギンリー
マッサージ店にいたの男    リーランド・オーサー
マッサージ店の受付係     マイケル・マッシー
ワイルド・ビル        マーティン・セレン
ベアーズリー医師       リチャード・ポートナウ
オニール医師         ピーター・クロンビー
デイヴィス巡査        ジョン・カッシーニ
ジョージ           ホーソーン・ジェームズ
グリージィーFBI捜査官     マーク・ブーン・Jr.
図書館の警備員        ロスコー・デヴィッドソン
グールド夫人         ジュリー・アラスコグ
カメラマン          ケビン・スペーシー
女性記者           ドミニク・ジェニングス
ニュースキャスター      ビヴァリー・バーク

まずは、予告編から



あらすじ

定年退職間近(7日後)の刑事・サマセットが死体発見現場に現れる。 夫婦喧嘩が原因の殺人? 嫉妬のせいだ! そこに、転勤してきた新人刑事のミルズも。 サマーセットとミルズは、ペアを組んで事件に当たる。 サマセットは、なんとか定年までの7日間を穏便に済ませたいとミルズに伝える。

月曜日。 雨。(…アーメンっというフラグかな) 
死体発見現場では、太った男がスパゲッティーに顔を埋めて死んでいる。 TVはついたまま。 どうやら他殺のようだ。

火曜日。 グールド弁護士が殺された。 床には、強欲を意味する「GREED」と血で書かれている。
前日の現場に戻ったサマセットは、壁に暴食を意味する「GLUTTONY」と書かれている事を発見。

2つの殺人は7つの罪(暴食、強欲、怠惰、肉欲、高慢、嫉妬、憤怒)になぞらえて行われていると、サマセットは仮説を立てる。

「七つの大罪」「神曲」「カンタベリー物語」

水曜日。 天気雨。 (転機が訪れるってことか) ミルズ刑事の妻トレーシーは、サマセットを夕食に招く。
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
揺れる家……(このあと激震というフラグかな)

1パウンドの肉。 痛悔 (エッブリ・デイとは全然関係ないぞ)
逆さまの絵。 

木曜日。 次の被害者は、ビクター。 アランやだ、死んでいた、という展開だ。 ((=゜エ゜=))
壁には、「Sloth」(怠惰)と書かれている。
なんてこった!!! (つд⊂)ゴシゴシ 

ミルズは、混乱し、感情的になってしまう。 (Mr.ボールドさんもびっくりするぐらい)
UPIのカメラマンに激写され、さらに感情的になってしまう。

金曜日。 トレーシーは、サマセットに相談。
 
犯人からのメッセージは、
「Long is the way, AND Hard,
that one of hell leads up to Light.」
(“地獄より光に至る道は長く険しい”)

ジョン・ドォ。 にとりあえず、聞き込み(「最近どぉっ」って感じで)
・・・のはずが、ひと悶着。

(犯人は計画を変更)

土曜日 次の被害者は、Lust(肉欲)関連。 エグイ。(((( ;゚д゚)))

日曜日。 Pride(高慢)の被害者。 
からの・・・まさかの展開!

罪 Or 詰み

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!マイ!!ガッド!!

セブン

感想

本作のモーガン・フリーマンの演技を見て、筆者は童顔フリーマンという芸名でモノマネタレントをやっていくことを決意した。 (嘘だけど)

ジャンルは、クライム・サスペンス。 刑事モノだが、ホラーテイストもちょっぴりあったりする。 グロい描写、エグイ描写も場面としては、ほんの少しだが、結構キツイ。なお、雨の日と暗いシーンが多いため、精神的に沈んでいる時にみるのは、お勧めできない。

いぶし銀のようなウィリアム・サマセット刑事役のモーガン・フリーマンは、引退間近の老刑事を渋く演じている。 切迫した場面でも落ち着いているし、的確に状況を分析できるインテリ感がしっかりとあった。 それに対し、デイヴィッド・ミルズ刑事役のブラッド・ピットは、ちょっと“やから”が入った感情で動いてしまうタイプ。 対照的な2人がペアを組んだことで、話は程よく蛇行する。

ストーリーは、「7つの大罪」になぞらえた猟奇殺人を繰り返す犯人を捜査する引退間近のベテラン刑事と転勤したばかりの新人刑事が捜査するというものだ。 

ちなみに、7つの大罪は、暴食、強欲、怠惰、肉欲、高慢、嫉妬、憤怒で、殺され方もコレにちなんでいる。 全体的な流れとして文学作品への思い入れのようなものが感じられた。 例えば、モーガン・フリーマン演じるサマセット刑事は、サマセット・モームという作家から付けられた名前(ウィキペディア)。 (モームの作品の引用も一部ある) 「神曲」、「カンタベリー物語」などもわざわざ、あんまりそういうことをやる設定でないミルズ刑事にまで読ませていることからも。

ラストは、あまり具体的には言えないが、後味が悪い。 そう来たかっという感じもあったが。

作品の方向性は、サスペンス度3、刑事モノ度4、犯人の猟奇度5、「セブンとはいっても、主人公たちがピンチになってもウルトラマンセブンが助けてくれるわけではなかった」度10。 ということで、作品の評価は、90年代の猟奇殺人を扱った秀作。 グロいシーン、暗いシーンが多く、好き嫌いが分かれるが、見ておいて損はない。


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酷い目のネタばれを含む考察について以下に書いた。 結末まで言ってしまっているので、未視聴の人は読まないこと。












(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


















( ̄∠  ̄ )ノ



















(´▽`)





















犯人が使っている名前、ジョン・ドォは、日本語でいう「名無しの権兵衛」に相当する。 ということは、ケヴィン・スペーシーが演じる男は、名前も出身地もお金を得ている手段さえ一切謎のまま終わってしまう。 作中でジョンは、「自分は何者でもない」という趣旨の発言をしているが、製作側の意図としては、ジョンそのものよりも彼のやったことに集中して欲しかったのだろう。 それにしては、怠惰での犯行に1年も費やす辛抱強さがある。 

終盤、ジョンが計画を変更せざるを得なくなった。 ジョンがミルズに初めて会ったのは、ジョンがUPIのカメラマンに扮して現場の確認に行った時。 この時、ミルズがあんまりにも感情的に行動するのを見て・・・というよりも、やはり、ジョンのアパートが見つかり、その後の計画がダメになったせいだと考えるのが妥当。 もちろん、ジョンは、ミルズの性格を最初に会った時に見抜いたんだという設定だろうが。

ラストで、ジョンがミルズに引き金を引かせたのは、「自分は選ばれた裁くものであり、裁判で裁かれるのを認めない」という意思の表れだったため。 つまり、自身の「妬み」を罪として、自身で死に値すると裁くことで、7つの大罪事件が完成する計画だった。 最初っから、(計画変更はなくても)自身が殺されるつもりだったじゃないかな。

なお、配役では、サマセット役にアル・パチーノであったり、ミルズ役にはデンゼル・ワシントン、ケヴィン・コスナー、ニコラス刑事というプランがあったものの実現しなかった。 作品の方向性が随分変わっていた可能性がある。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2014/06/29(日) 22:00:00|
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