監督
トム・サヴィーニ脚本
ジョージ・A・ロメロ製作総指揮 メナハム・ゴーラン、
ジョージ・A・ロメロ役名および出演者名
ベン
トニー・トッドバーバラ
パトリシア・トールマントム ウィリアム・バトラー
ジュディ ケイティ・フィナーラン
ハリー トム・トールズ(クーパー)
ヘレン マッキー・アンダーソン(クーパー)
サラ ヘザー・メイザー(クーパー)
ジョニー ビル・モーズリー
まずは、予告編から
あらすじ
バーバラと兄ジョニーは、墓参りのため、車を走らせる。 ジョニーは、こわーい話でバーバラを怖がらせる。 (バラバラにしてやるぜぇー的な話だ)
ジョニーは、小言三昧。 ぼやきが止まらないぜぇ~。 墓が怖いバーバラをからかうジョニー。 死にかけのGGE、そして、ゾンビが襲ってくる(真打ち登場)。
ジョニーは、ゾンビとの争いで倒れてしまう。 (散々怖がらせたから、墓穴を掘ったってことか・・・墓場だけに)
なんとか、その場から逃げたバーバラは、一軒家を発見。 鍵が開いていたので、中に入る。 次々と襲ってくるゾンビ。 息つく暇もないぜ (ゾンビだから息はしてないはずだけど)。
そこに、偶然訪れたベン。 九死に一生ってことか。 仕方なく一軒家で篭城することに。 (なぜ、車で逃げない?) ・・・燃料切れってことか。
ベンがこの家に来る道中で、ゾンビたちに遭遇したことを語る。 「この世の地獄」
電話が不通。 (やっぱり)
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
ギャーーーーーーーーーーー
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
家のなかには、クーパー夫妻(ハリーとヘレン)とトムとジュディー・ローズが隠れていた。 そして、地下にはクーパー夫妻の娘サラが怪我をしているため安静にしている。 ハリーとベンがギスギス。 ハリーは、(Hurryだけに)地下室へ急ぐ。
トントントントン
トントントントン
トントントントン
トントントントン
キャーーーーーー (゚ロ゚;)エェッ!?
ドーーーーーーーーーーーーーーーン
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
感想
(注)ヤホーで情報を調べる芸人さんは出てません。
ジャンルは、ゾンビ系ホラー。 一軒家に閉じ込められて、守り抜く系だ。 序盤、中盤は控えめだが、終盤にはグロと残虐なシーン満載。 苦手な人には厳しいかも。
ホラーといえば、ベン役の
トニー・トッドだろう。 当ブログでは、「キャンディーマン」シリーズで既におなじみだが、やはり迫力がある。 身長の高さもあるが、他を圧倒するリーダーシップを発揮したりもする。 バーバラ役の
パトリシア・トールマンが、本作では主人公という位置付け。 墓地に来た時のちょっと怖い話をされただけで怖がってしまう女性が、一軒家で遭遇したゾンビを退治したあたりからメキメキとたくましくなってしまう。 眼鏡あり、なしで別仕様みたいな感じだ。
本作は、1968年公開のアメリカのホラー映画のリメイクだ。 オリジナルで監督を務めた
ジョージ・A・ロメロは、脚本・製作総指揮として参加。 リメイクとしては、オリジナルをかなりの部分で踏襲しているってことだろう。
登場するゾンビは、ゆっくり・ノンビリ系であまり戦闘力はない。 数と持久力で勝負してくる。 途中、バーバラに
「ゾンビの横を歩いて逃げ切れる」という趣旨の発言もあるほど。 不気味に時間をかけて確実に追い詰めてくる恐怖感を描きたかったんだろう。
「水曜日のダウンタウン」で高橋ヨシキさんが提唱した、ホラー映画のお約束がまさに当てはまっていた。 ①追いかけられると足止めをくらってしまう、②電話がつながらない、③手が出てくる、④二手に分かれる、など。
ストーリーは、墓地を訪れていた兄妹がゾンビに襲われ、近くにあった家へ避難。 そこへ、同様に何とか難を逃れた者たちが、集まり篭城をする。 状況を打開するために・・・ という流れだ。 一筋縄ではいかない話だが、ヒネリが効いていた分、エンディングは受け入れやすかった。
本作のテーマは、何といっても人間社会への風刺だろう。 それを皮肉たっぷりに表現している。 それは、バーバラの「
They're us. We're them.And they're us. 」というセリフからも明らか。
作品の方向性は、(5段階で)ゾンビ度5、ホラー度3、「ゾンビをもてあそぶなんて、許せん。・・・ってゾンビなので既に死亡していてこの世の未練も何もまた暫らくしたら辺りをウロウロするだけなので関係なかった」度10。 ということで、
作品の評価は、ゾンビ系ホラーの中では間違いなく誰もが思いつく代表的な作品。 テーマと設定がある“ただ怖い”だけじゃない、
しっかりとした秀作。
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- 2014/07/10(木) 22:00:00|
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