監督
三池崇史脚本
宮藤官九郎役名および出演者名
市川新市
哀川翔 (
ゼブラーマン)
浅野可奈
鈴木京香浅野晋平 安河内ナオキ
市川みどり
市川由衣市川幸世 渡辺真起子
市川一輝 三島圭将
瀬川 近藤公園
放火魔 徳井優
買い物客 田中要次
一本木 内村光良(友情出演)
キャスター 麻生久美子(友情出演)
店員 袴田吉彦(友情出演)
菓子屋の店主 古田新太(友情出演)
北原 柄本明(カニ男)
神田 岩松了
目黒国治教頭
大杉漣及川
渡部篤郎まずは、予告編から
あらすじ
シマウマ、アザラシ、野鳥の変死体。 2010年の銭湯。 及川は、体の一部が痒いと嘆く。
防衛庁の極秘会議で、「横浜市八千代区に人間以外の生物が存在している」と。 特別チームを編成して調査に向かう。 及川と瀬川が担当に任命される。蟹男が目撃される。
小学生の息子(一輝)の父(市川新市)は、息子の通う小学校で教師をしている。 新市は、一輝が同級生にいじめられているところを目撃してしまう。 (ウマくいかないってことか) 中学生の娘(みどり)は、難しい年頃。 言う事を聞いてくれない。
新市は、金庫からゼブラーマンの着ぐるみを出し、着る。 「白と黒とのエクスタシー」 ゼブラーマン大活躍? 市川の小学校に転校生(浅野晋平)が母(浅野可奈)とともにやってきた。
晋平は、突然の病気により立てなくなった。 母子家庭だ。 「特別扱いしない」よう、新市に依頼。
みどりは、北原と・・・ ハイハイって感じか。 (う~む、グリーンじゃなくグレーだなぁ~)
浅野が机に“
ゼブラーマン”の落書きをしているのを、新市は、見つけてしまう。
「ゼブラーマン」は、ヒーローモノのアクション番組で、6ヶ月を予定して製作されたが、視聴率低迷のため7話で打ち切りになった。 浅野は、それをインターネットで知ったようだ。
「信じれば、夢は叶う」
「
ゼブラーマン」の主人公の仕事は、小学校の教師。 (奇遇だ) そして、2010年は、まさにゼブラーマンが誕生した年。
及川と瀬川は、チロリアン2号で町を巡回。
新市は、ジャッキーチェン風の教師(一本木)と夜間パトロール。 (夜ナンデスってことか、なんちゃって)
バレたらクビだ!
女性の悲鳴を聞き、駆けつけると・・・ いカニも怪しい男が・・・ あっ!!! (((( ;゚д゚)))
ゼブラナース登場。(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
次々と事件発生!
(≧ヘ≦) ムゥ ムーーー
なるほど! つながった!
偶然(X) 必然(○)
そして・・・
とーんでもない結末が・・・
感想
白黒ハッキリさせるってゼブラーマンがいっているが、本作は、一応カラー作品。
ジャンルは、特撮ヒーロー・コメディー。 ゼブラーマンは、あくまで普通の人間という設定なので、特殊な能力を生かした戦闘であったり、すっごい武器があったりするわけではない。 監督は、
三池崇史氏だが、グロシーンや残虐な描写はかなり控えめ。 (ゼロとは言わない)
本作は、哀川翔さんの記念すべき主演100本目。 本作での演技により日本アカデミー賞の優秀主演男優賞も受賞している。 コミカルな部分とシリアスな部分が、入り混じった役どころだ。 小学生の子供を持つ父親が、趣味に没頭するというところは、
哀川翔さんの貫禄とちょっぴり無邪気なところも見え隠れするので、作品の市川新市というムチャをする人物が自然に受け入れることができた。
浅野可奈役の
鈴木京香さん、案外コミカルな役が嫌いじゃなかったりして。
ストーリーは、子供の頃に見た特撮ヒーローモノ番組「ゼブラーマン」に憧れる小学校の教師(市川新市)が、ゼブラーマンのコスプレを着て宇宙から来た敵と戦うというものだ。あくまでもゼブラーマンは、人間という設定なので、派手派手アクションは期待できない。 本作のメインは、なんといっても人間ドラマ。
ヒーローに憧れる中年男性と彼を支える周りの人たちの心温まる(?)物語だ。 劇中劇で、特撮番組「ゼブラーマン」が、作品の中で再生される。 地味なので、ヒットしなかったのも納得な番組だ。 そういうマイナー番組を一緒に語れる人がいると思わず友達になってしまうのも分かるかも。
作品の方向性は、特撮ヒーロー度4、コメディー度3、「ウマいこと、ゼブラーマンで一世を風靡してやったぜ」度5。 ということで、
作品の評価は、大人向け特撮ヒーロー裏話としてみれば、マッタリ、しっとり、
ほのぼのと見れる佳作。
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- 2014/07/13(日) 22:00:00|
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