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阿佐蔵の暇つぶし

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回路 (邦画なので原題同じ)について

監督 黒沢清

役名および出演者名

川島亮介  加藤晴彦
工藤ミチ  麻生久美子
唐沢春江  小雪
佐々木順子 有坂来瞳
矢部    松尾政寿
吉崎    武田真治
ミチの母  風吹ジュン
船長    役所広司
作業員   哀川翔
社長    菅田俊
田口    水橋研二
幽霊    塩野谷正幸
アナウンサー 長谷川憲司

まずは、予告編から



あらすじ

(懐かしいアナログ回線でのインターネット接続の時の音)

船長は、甲板に出ると、そこには女性が。

佐々木順子が、田口に電話をかける。 しかし、1週間ほど連絡がつかない。 心配になった工藤ミチは、陸路で田口の家に行ってみる。 鍵を玄関で発見できたので入ってみる。 なんと、田口は家にいた! 
(=゚ω゚)人(゚ω゚=)イェーイ! って感じでは無いが。

でも、しばらくすると、田口がどこかへ行った? (つд⊂)ゴシゴシ

えぇぇぇぇぇ!  (((( ;゚д゚))) なんてこったい!

田口が記録したフロッピーが、何か変。 そこには、田口の部屋が写されており・・・ (゚ロ゚;)エェッ!?

ミチが家でくつろいでいると、超常現象(?)が起こる。 

川島亮介は、マニュアル片手にインターネットを始めてみる。 ウラヌス(UR@NUS)
ん? 部屋になにやら動く人影が・・・
「幽霊に会いたいですか?」というメッセージがモニターに表示される。

大学生・川島が寝ている間もコンピューターは動いている。 

川島は、大学で自身のコンピューターで起こったことを解明しようと唐沢春江に質問してみたりする。 「右クリックして、お気に入りに登録。」 「ダメな時は、プリント・スクリーンキーを押してみる。」

ミチの母が、ミチのアパートに来て家事のお手伝い。

ミチの同僚・矢部が電話を受ける。 「助けて・・・」という謎のメッセージが・・・。 

矢部は、田口の部屋に行ってみる。 「開かずの部屋の作り方」というメモ。 (やべぇー事になったってことか)

あ"---------- ε=ε=(;´Д`)

あくる日、職場に現れた矢部の様子がおかしい。 

川島のPCが、また怪しいインターネット接続。 とりあえず、Print Screen。 川島は、大学で唐沢に会い、状況を説明。

唐沢は、川島の家でデータを回収。 (デ・・・出ーた!・・・わけでもなかった)

職場(サニープラント販売)でミチは、矢部に話しかけてみるが・・・ 「ものすごい顔を見た!」 「開かずの間」 「入っちゃダメ」 という謎の言葉を返す矢部。 

ミチは、帰り道自殺を目撃してしまう。 (なんてこったい)

唐沢は、川島にプログラムの説明。 「まるで幽霊みたい」 そこへ、大学院の吉崎が来る。 吉崎は、川島に霊の話をする。 

工事現場でテープを求める作業員。 (しょうがないなぁ~って感じだ)

「回路は、開かれた」

ミチの職場の社長と連絡が取れなくなる。 矢部から助けを求める電話。 助K点こえ。 さらに、佐々木の様子もおかしい。

川島は、唐沢に電話をかけてみる。 (空騒ぎってことのフラグかな) 唐沢のアパートに行ってみる。 唐沢の様子がおかしい。 死後の世界。 幽霊の良い例? 具体例は・・・

そして・・・

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

からの・・・

回路(2000)

感想
タイトルは、カイロ(回路)だけど移動は陸路が中心。

ジャンル
ちょっぴりホラー要素もあるオカルト系スリラー。
 実体が在るのか無いのか分からない霊が悪さをするのが主なので、血の出るシーンや残酷なシーンはない。 「想像すれば怖いでしょ」っていう方向性だ。

出演者
川島亮介役の加藤晴彦さんと工藤ミチ役の麻生久美子さんのダブル主演のような感じだろうか。 ストーリーが2つの場所での同時進行という形を取っているので。

主役の2人よりもいい味を出しているのが、唐沢春江役の小雪さん。 ホラーの申し子というか何と言うか。 もともと幽霊顔なんだが(悪い意味じゃないぞ)、暗がりで見る小雪さんの顔は、ノーメイクでも完全にホラーじゃないか(全然、悪い意味じゃないぞ)。 本作のジャンルは、(筆者的には)スリラーなのだが、小雪さんのシーンは、確実にホラーとしてもよさそうな感じだ(いい意味で)。


ストーリー
サニープラント販売という会社に勤める工藤ミチ(以下ミチとする)の周りの人間が次々と様子がおかしくなった後、消えてしまう。
 大学生・川島亮介は、インターネットに接続しようとした時に、怪しいサイトに自動的にアクセスしてしまうことを、同じ大学に通う唐沢春江に相談する。 唐沢の奇行が目立つようになる。 ミチと川島は、それぞれ自分たちの周りの人間を救おうとするが・・・


幽霊と設定(若干のネタバレを含む)
設定として、幽霊の存在エリア(?)がいっぱいになってしまったために、この世界に溢れ出してしまう(?)というなんとも難解なことになっている。 そのわりに、そっちの世界に引きずり込むようなことをやってしまう。 う~ん。 そんなことをやったら、余計に定員オーバーになっちまうじゃないか。 

赤いテープでマーキングされた「あかずの間」に入ったものは、霊に取り付かれてしまうって設定でいいのかな。 ちなみに、「井上マー」さんと絡んだ芸人は、オスベリ霊に取り付かれるという都市伝説が有るらしいんだが、本当だろうか?


本当に怖いのは孤独
本作のテーマは、実は霊現象ではなく、孤独になることの恐怖なのではないかと思う。 もしかすると、登場人物に絡んでくる幽霊たちも寂しがりやなんじゃないかとも考えられたりして。 


作品の方向性(5段階)と評価
スリラー度3、オカルト度4、ホラー度1、助K点超え5回。 ということで、作品の評価は、う~ん、2時間近い作品ってのと、作品全体が暗いシーンが多いせいか、怖いっていうよりもドンヨリしちゃうってのもあって、気力と体力が充実している時でないと厳しいかも。 ストーリーが難解なことも一因かもしれない。


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  1. 2014/08/06(水) 22:00:00|
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