監督・脚本・美術・編集・音楽
石橋義正役名および出演者名
オブレネリ ブレネリギャー
山田孝之青春相談員 熊谷ベッソン
山田孝之片目の浪人 多聞(タモン)
山田孝之偉大なミロクローゼ
マイコ蜘蛛伊/ユリ
石橋杏奈刺青師 蛾禅
鈴木清順新幹線パーサー
佐藤めぐみ天柘楼案内人 雪音
岩佐真悠子賭場オーナー 武藤敬司
壷振り師 お竜
原田美枝子女萎魅 椿かおり
なきゃむら
奥田瑛二まずは、予告編から
あらすじ
オブレネリ・ブレネリギャーの冒険のお話。 規則的な生活をしているオブレネリだが、通勤が非常に苦手。 休みとなる週末は、暇だ。 家でゴロゴロしたり、机のササクレをめくったり。 オブレネリ・ブレネリギャーは、猫のベランドラ・ゴンゴンゾーラと一緒に暮らしている。
ある日曜日、買い物がてら公園を散歩する。 ベンチに座っていると、隣に綺麗な女性(偉大なミロクローゼ)が隣で読書をしている。 しばらくして
、偉大なミロクローゼがオブレネリ・ブレネリギャーに話しかけてきた。 (*゚∀゚)っそれから、オブレネリ・ブレネリギャーは、これまでに無くせっせと働き始める。 家も買っちゃう。 ニンマリ笑顔も覚えちゃう。 (o^∇^o)ノ
やがて、
オブレネリ・ブレネリギャーは、偉大なミロクローゼと一緒に暮らすようになる。 (*'-'*)しかし、ヤクルト・ジョアが好きなオブレネリ・ブレネリギャーとネクターが好きな偉大なミロクローゼは、合わなかったってことか。 オブレネリ・ブレネリギャーが調べて見ると、実は、 偉大なミロクローゼは、サラマンダラ・クオレンツォリッヒというチャラ男と付き合っているようだ。
5pm.
5時からイブニングという番組の司会をするのは斉藤洋介、アシスタントは浦浜アリサだ。 ゲストは、青春相談員・熊谷ベッソン。 電話での相談に荒っぽい対応。 ナ・・・オンって何? ナオンのベルって何?
ベッソンは、ナオンを2人連れてドライブ。 電話番号案内 104の川上が電話を受ける。 電話番号を聞いた男性は、ベッソンに新幹線パーサーに恋をしたと相談。 天竜川でコーヒーを飲むのが解決策? (アファアファファアファファアファファ・・・って、それは、天龍源一郎やないか~い)( ̄ー ̄)ニヤリッ
「ゴムを下さい・・・。」 (*´∇`*)ベッソンを乗せた車は、ノリノリで片目の浪人(多聞)を撥ねてしまう。
多聞は、恋人・ユリの行方を捜している。 ユリは、大正町最大の遊郭・天柘楼に売られてしまった。 多聞は、天柘楼の賭場へ。 賭場を仕切るのは、壷振り師・お竜。 礼儀には厳しい。
丁半博打。 多聞は、賽を調べたいとお竜に言い、調べる。 (他意はない)
4年前。 多聞は、花屋でユリを見かけ一目惚れ。 ユリに百合を送る。 多聞は、ユリにプロポーズ・・・のはずが・・・
ユリには、暴力的な彼氏シンがいる。 (シンじられなーい展開だ)
どうにかこうにか、ユリと付き合うようななった多聞。 しかし、単車男状態でユリとツーリングしている途中、ユリが大正町の盗賊にさらわれてしまう。
数年間、ユリの行方を捜す多聞。 たくましく、ワイルドになったぜぇ~。
有力な情報を刺青師・蛾禅から得る。 (俄然、やる気が出てきた)
多聞は、赤線地帯でユリをさらった盗賊を見つける。 そして、ユリが天柘楼にいるという情報を得る。
天柘楼遊女七人衆(紫緑、華房、喜璃鋭、夢歌、女萎魅、幸卯、無憂)。 ユリは、蜘蛛伊という源氏名で在籍。 軍資金が足りず、増やすために賭場へ。 (つながった!)
そして・・・

一言で言うと
あらすじを書くのは、一苦労だぜぇ。 (あんまり、タイトルにかかってないか・・・)
ジャンル
コメディータッチの不思議系ファンタジー恋愛ドラマ。出演者
「電車男」や「世界の中心で、愛をさけぶ」の山田孝之さんが主演。 3役(オブレネリ ブレネリギャー、青春相談員 熊谷ベッソン、浪人・多聞)を演じる。 オブレネリ ブレネリギャーは不思議ちゃん、青春相談員・熊谷ベッソンは別の意味(エキセントリック)で不思議な人、浪人・多聞はワイルドな人とかなりキャラが違ったため、
山田孝之さんの魅力を満喫できる。
ちなみに、天柘楼遊女七人衆の一人・女萎魅役の椿かおりさんは、
山田孝之さんの姉だ。
あと、刺青師 蛾禅役で出ている
鈴木清順さん、死に掛けに見えるぞ。 既にお亡くなり・・・えーっと、2014年8月時点では、御存命だ。
ストーリー
3つのストーリーからなるオムニバス形式だ。 一つ目は、オブレネリ ブレネリギャーと本作のタイトルにもなっている偉大なミロクローゼとの物語。 二つ目は、青春相談員・熊谷ベッソンのハチャメチャ恋愛相談。 三つ目は、浪人・多聞が盗賊によって連れ去られた恋人ユリを探す物語。 二つ目と三つ目は、はっきりとつながっているが、一つ目と他のストーリーとのつながりは、不明。
おそらく、
鈴木清順さんリスペクトなんだよなぁ~
話の流れがチンプンカンプン。 全体としてのテーマもなんだかハッキリしない。 おそらく、このあたりが酷評の的になるんじゃないかな。 っま、筆者もちょっぴりそういう部分もあったりするが。
でも、
鈴木清順さんが刺青師 蛾禅役で出ていることで、「そうか、監督・脚本・美術・編集・音楽の
石橋義正さんって、
鈴木清順さんの影響をモロに受けてんじゃん」と納得してしまった。 筆者は、初めて「ツィゴイネルワイゼン」を見たとき、もーそれはそれは、ちんぷんかんぷんだった(まだ若かったことを差し引いても)。
「ツィゴイネルワイゼン」は芸術的で高評価だが、本作はさっぱり。 うーむ、この辺りは、監督の知名度とカリスマ性が関係してくるんだろうか? 視聴者層が違うのなら話は単純なんだが。
作品の方向性(5段階)と評価
コメディー度2(笑いを取りにいっていないような気がする)、ドラマ度2(ストーリーが分かり難い)、なんだかわけがわかんねぇ~んだよ度5、清順を叩きすぎだろ・・・リアルにヤバいことに・・・度10。 ということで、
作品の評価は、う~ん、芸術作品なんだよなぁ~という感じで芸術作品ではなく
娯楽作品を期待していた筆者には厳しいものがあった。 すごく好みにより評価が分かれそうな作品だ。
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- 2014/08/19(火) 22:00:00|
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