監督
トマス・ヴィンターベア役名および出演者名
ニック
ヤコブ・セーダーグレンニックの弟
ペーター・プラウボーソフィー パトリシア・シューマン(ニックの恋人)
イヴァン モーテン・ローセ(アナの兄でニックの友人)
ゴラン ダール・サリム
ベント ベント・カイザー(ニックの部屋の近くに住む)
マーティン グスタフ・フィッシェル・キャエルフ
まずは、予告編から
あらすじ
ニックとニックの弟は、乳児の面倒を見ている。 母親はどこかへ行ってしまった。 (;´Д`)
電話帳で適当にピックアップした名前を乳児の名前にしちゃう。 (えーっと、それでいいの?)
洗礼も済ませちゃう。
母親が帰ってくるが、へべれけだ。 (`ヘ´) フンダ!!!
朝起きると、乳児は死んでいるのをニックの弟が発見。月日は流れ、ニックは大人になった。 恋人ソフィーとギクシャク。 なんだか、イライラ。 ニックは、刑務所から3ヶ月前に出所したばかりだ。 ガールフレンド・アナ(結構な年齢だが何故かガールとなってしまう)と別れた腹いせに、見ず知らずの男を殴ってしまったために逮捕されたそうだ。 ニックは、アナの兄イヴァンとお互いの近況報告。
イヴァンは、フィットネス・ジムで妄想なのか回想なのか分らない話をすることに没頭。 (でも、着替えた服の値札がついたままだぜ)
いろいろあって、ニックはソフィーの息子トビアスを一時預かる。
ニックは、弟に会いに行く。
イヴァンは、ソフィーを・・・ (いわんこっちゃない!) (((( ;゚д゚)))ニックの弟は、薬物依存のためマーティンの親権を失うかもしれない状況。 マーティンの母親も薬物依存だったが、事故で既に他界している。ニックと弟は母の葬式で再会。
怪傑ゾロ! (でも、問題は解決していないもよう)
つながった!
そして・・・

一言で言うと
物語は、闇のほうへ向かう。 希望の光はどこへ行ったんだ!
ジャンル
家族愛をテーマにしたドラマ。 派手さはないが、しんみり系というかドンヨリ系。
(注)突然、セクシー系のシーンがある。 大音量でアエギ声は、最近見たどのホラーよりビビッタぞ! ('д` ;)
ストーリー
子供の時、母親の育児放棄のため、乳児の弟の面倒を見ていたニックとニックの弟。 しかし、2人が寝ている間に乳児は死んでしまう。
大人になったニックは、暴力事件を起こして服役したりと多難な人生を歩んでいる。 一方、ニックの弟は結婚をし、子供(マーティン)にも恵まれるが、薬物依存で安定した収入もない。
長い間会っていなかったニックとニックの弟は、2人の母の葬式でバッタリ出くわす。 そのことによって2人の環境にも変化が・・・タイトル
邦題は「光のほうへ」だが、原題は「Submarino」(潜水艦を意味するサブマリンみたいな感じの言葉)。 物語自体はドンドン沈んでいくので原題の方がシックリ来る。 育児放棄で小さな子供を3人も家に残して、帰ってこない母親も酷いが、その後のニック兄弟の境遇が全然改善されない。 というか、悪くなっていく。 ここが人生の底って思って頑張っていたら、もっと辛いことが待ち受けているみたいな。
時系列は、ちょっぴりややこしいことになっている母の葬式、TV番組、電話などニックと弟との別々の日常を共通するイベントやアイテムでつないでいる。 つながったところからダイナミックな変化がある。
作品の方向性(5段階)と評価
ヒューマンドラマ度5(そういう方向でブレなかった)、寂寥感5(たまには、難しい漢字を知ってるんだぜってところをアピール)、「ニックの弟って、準主役級なのに名前くらい付けてあげましょうよ」度10。 ということで
作品の評価は、思っていたよりも気分が沈んでく感じだ。 しかし、最近、ホラー作品ばかり見ていたので、
荒んだ筆者の心にも一筋の光が・・・はっ! もしかして、筆者も家族愛に飢えていたのか? (●´ω`●)
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- 2014/09/05(金) 22:00:00|
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