監督
内藤瑛亮原作
山田悠介役名および出演者名
中村梓
夏帆湯浅茂央
野村周平三留刑事
高橋和也湯浅茂央の母
八木さおり安田マサヨ
佐々木心音高井ヤスシ
大和田獏(理事長)
高井サヤカ
馬場ふみか(ヤスシの娘)
まずは、予告編から
オフィシャルサイトはこちらあらすじ
44日前
流明館高校の学生・湯浅茂央は、トイレに篭もっている。 迎えに来た生徒によって体育館に連れ戻される。 湯浅の持っていたパーツをはめ込むことでレゴブロック的なものが完成。
中村梓は、校舎の屋上から飛び降り自殺。 (T_T)24日前
中村は、山奥の病院に入院している。(助かったってこと?) 見舞いに来た湯浅は、中村に謎の封筒を渡す。
12日前
休日、
“ひまわりこちゃん”のオブジェの配置を議題にちょっとした会議。
仮面を被った生徒たちが、安田(妊娠しているため機敏に動けない)を人質にゲームをしようと理事長室にいる教師たちにTV放送を通じて伝える。電話は通じず携帯は回収されてしまう。
3時間以内にラジコンカーに取り付けられたパズルのピースを回収しパズルを完成させなければならない。トマト トマト
残念 (/TДT)/
タカイヤスシからの振込み・・・
三留刑事は、教師の安田が被害者となった事件を捜査。(捜査できないなんて、
認めないってことか)
22日前
公園で湯浅は、公園でたむろしていた3人に「やってもらいたいこと」を話す。
5日前
例の事件がニュースで報じられる。
事件後、理事長を始め生徒3人が失踪した。
高井理事長の娘・さやかがオブジェをリハビリ施設に寄贈。 式典中にオブジェが倒れる。 オブジェの裏には、QRコード。
12日前
湯浅は3人の生徒と乾杯。
5日前
三留たちは、声のする方へ行ってみると、リハビリ用の手すりに手錠でつながれている仮面に爆弾を仕掛けられた者達を発見。
犯人からのメッセージで、自転車に付けられたパズルのピースを集めなければ・・・ドッカーンとなってしまうらしい。
はずれも有り、爆発することも。
1日前
湯浅は中村にあるものを見せる。
見せられた中村は面食らってしまう。16時間前
メトロノームやマイクなどを設置。
1時間15分前
安井は、三留に電話。 が、留守電。
最後のゲームへ。
一言で言うと
うーむ、世界観は、ピースの欠けたパズルかもしれない。
ジャンル
ソリッドシチュエーション・スリラーというか、猟奇モノ・スリラーというか。 パズルってタイトルからしてモロにSawに寄せたんじゃない?と思ったが、随分とテイストが違う。 方向性としては、セブンに近いところもあったりするかも。
出演者
中村梓役の
夏帆さんは、飛び降り自殺をするという重めの設定の役を演じているんだが、CMでよく見る雰囲気とはまた違った一面だった。 1991年生まれなので、撮影時22~23歳くらいだが、女子高生役は違和感なかった。
湯浅茂央の母役で八木さおりさんが出演している。 筆者的には懐かしい女優さんだ。 芸名は漢字だったような記憶があるが。 あと、元・男闘呼組の
高橋和也さんも高校生の息子のいる刑事役だし、2人とも撮影時40歳代半ばって、時の経つのは早いもんだとしみじみ。
ストーリー
校舎の屋上から中村梓が飛び降りる。 中村は何とか一命を取り留めるが、足を骨折したために入院してしまう。 しばらくして、
休日に学校で教師・安井が、マスクをつけた生徒4人組に監禁される。 たまたま集まっていた他の教師と理事長が、安井を助けようと犯人が用意したゲームをすることに。 その後、
数名が行方不明になる。 行方不明者の父である三留刑事は、息子を探すために・・・
これまでの(このブログで記事にした範囲だが)
山田悠介さんの作品とはテイストが若干違うかもそんなに多く見ているわけではないが、今作は何か若気の至りというか感情を爆発させてしまうという面が犯人にあり、それが終盤にもつながってしまう。 おそらく、原作は同じ方向性で、映画化するときに設定は同じでも、その他はオリジナル要素満載なので作品によって随分違った印象になるのかな。
時系列のバラつきはギリギリついていける範囲かな
このブログを書くという目的で筆者はメモを取りながら見ているのだが、そうでない人は、どう考えたってメモを取らないはず。 そのため、時系列や場所・人物が入れ替わり立ち代りがあっても筆者的にはなんとかついていけるのだが、途中で面倒になって適当に流してしまう人も多いのかも(普通はそういう見方をする・・・筆者だってブログに書く目的無く見る映画は細かいところを気にはしない)。 そのあたりの温度差を若干感じたり、感じなかったり、ラジバンダリ。
タイムリーな話題なんだよなぁ~あんまり詳しく書くと酷い目のネタバレになってしまうから、あっさり目に言うと、動画の流出というのがちょっとした鍵になっていくる。 某ハリウッド女優の動画が流出したのと似たような手口なのかとちょっと怪しんでみたり。
犯人の背景
DVや強迫など、犯人に猟奇的な殺人に至る原因というか理由は説明されている。 時系列的にバラバラになっている面もあるので、そのあたりのピースも適切な場所に置かないといけなかったんだけど、分り難かったかもしれない。
作品の方向性(5段階)および評価
ソリッドシチュエーション・スリラー度2(設定ユルユルのゲームをさせられるので)、猟奇モノ・スリラー度3(ケガ人を含めると、意外と犠牲者は多い)、「何か足りないなぁ~、と思っていたが、それは、又吉さんだ。 って、それは、ピースのロン毛の人やないかぁ~い」度2(ちょっと空振り気味かも)。 ということで、
作品の評価は、
“ひまわりこちゃん”3つ位という感じかな。 いや、中村梓役の
夏帆さんの熱演を考えたらオマケで“ひまわりこちゃん”3つ半にしよう。
にほんブログ村テーマ:映画感想 - ジャンル:映画
- 2014/09/24(水) 22:00:00|
- 映画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0