監督・脚本・原案
ジョン・シンプソン役名および出演者名
ショーン
リー・エヴァンスエメリック ショーン・マッギンレイ(刑事)
シーガー
イアン・マクニース(心理学者)
マウントジョイ コリン・サーモン(刑事)
ケイティ レイチェル・スターリング(記者)
メアリー レイチェル・オリオーダン
スーザン アンドレア・グリマソン(ジャスパー一家・母)
サム マーティン・マクシャリー(ジャスパー一家・父)
モイラ ガブリエラ・アンリエット(ジャスパー一家・双子の娘)
マギー エミリー・アンソニー(ジャスパー一家・双子の娘)
カーター ホーク・ヨウキンス
カメラ担当 アンドリュー・ウィルソン
まずは、予告編から
あらすじ
3時49分。 ショーンは、アラームで目覚める。 ビデオテープの残りが30秒を切ったからだ。 なんとか時間内にテープを交換。
24時間体制で自分を撮影している。 (=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!2003年10月13日月曜日朝9時まで記録した。
φ(.. )
(1)Paranoia is a malfunction of the ability to reason. (パラノイアは論理的思考の欠如)
(2)The principle characteristics of the paranoid personality are delusions,hostility,suspicions・・・(パラノイアパーソナリティの特徴は、妄想、敵対性、猜疑心・・・)
ショーンは、かつてスーザン・ジャスパーと彼女の娘・モイラとマギーを殺した疑いで逮捕、告訴されたが、証拠不十分のため無罪とされた。 しかし
、事件を担当した心理学者・シーガーとエメリック刑事は、今でもショーンが有罪だと思っている。 ショーンは、釈放されて以来、自身をビデオ撮影している。
約十年で1553件の殺人事件のうち975件が未解決だ。
ショーンは、未解決事件について語るシーガーの講演に出席。 クライムTVのケイティがシーガーに質問。(なんつー名前のTV局だ) ジャスパー事件から10年目に合わせて出版されるシーガーの著書に合わせているのかと聞かれる。
φ(.. )
(3)It’s everywhere. All around me. The threat. (どこにでもある。 自分(ショーン)の周りには、脅威がそこら中に。)
22時23分。 家に着いたショーンだったが、そこで待ち伏せしていたケイティから、ジャスパー事件の被害者が身内だったと伝えられる。 ショーンは、ケイティを家に招き入れる。 2人でビデオを見ているところへ・・・
エメリック刑事からメアリー事件が発生した1998年10月15日の19時から24時までの記録(ビデオテープ)を見せるように命令される。 ショーンは、テープを探すが、なんと!該当するテープはなくなっている。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
追い詰められたショーンは、逃走。 φ(.. )
(4)The first law of forensics. Lockhart’s Theory every contact leaves a trace. (ロックハートの法医学の原則 全ての接触は痕跡を残す)
痕跡を残さなければ追跡されない。
シーガーの家に忍び込むショーン。 テープを盗んだのはシーガーだと疑ってのことだ。 尋問しようとするが失敗。
22時間後。 ショーンは警察へ出頭している。 1998年10月15日のビデオをエメリック刑事とマウントジョイ刑事と見る。
そして・・・キャシー・バートンとトム・プロフェットが知り合い・・・
ムムム あれれ?
0394
真犯人は!?
えっ? (つд⊂)ゴシゴシ
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
( ̄▽ ̄;)!!ガーン

一言で言うと
終盤、証拠を出すと大変なことになることもあるかも。
ジャンル
監視カメラの映像を基に謎を解く系ミステリー。 とはいっても、謎を解くためのキーは基本的に後出し。 (筆者の思い込みかもしれないが)イギリス映画のため、どんよりと薄曇の空と全体的に暗いシーンが多い。
出演者
ショーン役の
リー・エヴァンスは、役作りのために髪と眉毛を剃ったらしい。 おかげで迫力あるルックスで如何にも怪しい中年男性にピッタリだった。 シーガー役の
イアン・マクニースも「スター・ウォーズ」シリーズのジャバ・ザ・ハットを意識した役作りで中々のものだった。
ストーリー
10年前、ジャスパー事件(母と双子の娘2人が殺された事件)で容疑者になったショーンは、猜疑心が強くなり、24時間自身を監視カメラで撮影する生活を10年間送っている。 ジャスパー事件を担当した心理学者シーガーの講義で知り合った記者・ケイティからショーンの自宅で取材を受けている最中に、ジャスパー事件を担当し長年ショーンを疑っている
エメリック刑事とマウントジョイ刑事が強制捜査のため家に突入。 5年前に発生したメアリー殺人事件の疑いでショーンを逮捕するためだ。 ショーンは、事件当日のビデオテープを探すが、何者かに盗まれている。
パニックになったショーンは、その場から逃走。 ショーンは、紛失したテープを探し・・・
イギリスと監視カメライギリスには、400万台以上の監視カメラが設置されているが、その辺りが、本作のテーマと共通してくる部分も有るかもしれない。 っつーか、未解決の殺人事件が10年間で975件って多すぎ。
見所酷い目のネタバレになるので省略したが、ショーンが言っていた覚えておくべきことの(5)は特に重要。
作品の方向性(5段階)および評価
ミステリー度3(謎解き要素はあるが、そこがメインではないようだ)、スリラー度2(少ないが、そういった場面もある)、痕跡を残さないことに没頭しすぎて作品としては余り注目されなかった度5。 ということで、
作品の評価は、終盤は随分強引なところもあるが、
序盤の映像が斬新で、作品全体の雰囲気がストーリーにマッチしている佳作。 派手さは無いが、万人受けするタイプだと思う。
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- 2014/10/12(日) 22:00:00|
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