監督
大林宣彦脚本 剣持亘
原作 森村桂
製作
角川春樹役名および出演者名
桂木万里
原田知世タロウ・ワタナベ
高柳良一(現地農家の息子)
深谷有一
峰岸徹村田圭子
赤座美代子酋長 エティエヌ・ワモウ
トム ジル・ピーターセン(深谷の知り合いの現地の少年)
ジェローム ジョルジュ・ワヘオ(タロウの友人)
タイチ・ワタナベ
泉谷しげる(タロウの祖父)
ユキコ・ワタナベ 峰岸美帆(タロウの従兄妹)
桂木次郎 高橋幸宏(万理の父)
青山良男
小林稔侍(サザンクロス・ツアー添乗員)
山本福子 小河麻衣子(飛行機で万理と知り合う)
マダム・ヒロコ 入江若葉
西尾久造 室田日出男
桂木光子 松尾嘉代(万理の母)
石川貞
乙羽信子まずは、予告編から・・・と言いたいところだが、予告編が見つからなかったのでプロモーション映像を付けておいた
あらすじ
「天国にいちばん近い島」より
「20年の歳月が流れて・・・ いま、また、自らの愛の所在を求め、この伝説の島を訪れた、ひとりの少女の心の冒険を描く、これは、もうひとつの・・・天国にいちばん近い島物語である」
橋の上で父桂木次郎から「天国にいちばん近い島」の物語を聞く娘桂木万里。 下駄を川に落としてしまう万理だったが、下駄の方が先に天国にいちばん近い島に到着するのかな?と無邪気に話す。 ・・・というのは、
次郎の葬式帰りの万理の回想だった。16歳の万理は、ニューカレドニアへ向かう飛行機で隣の席の山本福子から話しかけられ親しくなる。 クリスマス・イヴのためシャンパンのサービス。
ツアーバスからリゾートホテルへ。 万理は一人で町へ。 自転車を借りて移動。
転んで怪我をしてしまう。 そして、メガネメガネ。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
ツアーで観光地を回り・・・ 深谷有一に出会う。 サザンクロス・ツアーの添乗員・青山良男とは違う現地の一面を紹介するという深谷に万理はついていってしまう。
父が話していた島を探すためだ。太陽が沈む瞬間緑に光る瞬間があるらしい。 ホショク?おめ・・オメ・・・おめかしをして深谷とデート。セスナで別の島へ。 現地の少年トムの案内で一番高い山へ。 でも・・・ ココじゃない! (; ̄Д ̄)
ビーチでサザンクロス・ツアーにバッタリ出くわし、合流。 深谷とは別の方向へ。
万理は先日会った青年タロウ・ワタナベを訪ねるため地元の市場へ。 天国にいちばん近い島のことを聞くと・・・
そして・・・
曹長の息子ジェロームの船に乗せてもらい、ウベヤ島へ。
( ´_ゝ`)ノ
(。・ω・)ノ゙
ヾ(´ω`=´ω`)ノ
ガチで天国へ行っちゃうのか?か・・・ら・・・の・・・
天国と地獄!?
ニューカレドニアなのにニューヨークってこれ如何に。
ミカド
人
見つけた!

一言で言うと
事故に遭ったOR自己に合った?ジャンル
旅行モノ系ドラマ。 観光有り、恋愛あり、情緒的なところ有りと欲張った内容。
出演者
桂木万里役の
原田知世さんは、もちろんそうなんだが、脇で支える俳優陣(
峰岸徹さん、
赤座美代子さん、
小林稔侍さん、室田日出男さん、松尾嘉代さん、
乙羽信子さん)が何気に豪華。
ストーリー
高校生の桂木万理は、父・次郎の葬式の帰りのタクシーで、かつて父が語った、「天国にいちばん近い島」の話を思い出す。 万理は、冬休みを利用して「天国にいちばん近い島」があるというニューカレドニアへ行ってみることに。 ツアーで観光地を回るが、ソレに飽き足らず(というか例の島を探しているため)動物園で知り合った深谷という男性に現地を案内してもらうことに。
現地の人達とも交流を深め・・・見所
ニューカレドニアの景色。ニューカレドニアの独立運動
ニューカレドニアはフランスの植民地で、映画の撮影が行われた翌1985年から独立運動が激化した。撮影当時1984年夏の時点でも既に危険な雰囲気があったという。しかし大林はあえてニューカレドニアの美しい自然をそのまま撮り、映画を観た人が「なんて素晴らしい国なんだろう」と思い、同時に新聞で流血の独立運動が起きていることを知るという作品にしたいと考えた
(ウィキペディア)。
そういえば、作中では、現地の人たちはフランス語で話しているし、車も右側通行だったかも。 1985年の独立運動は、筆者の記憶に余り残っていないが、1990年代の香港がイギリスから中国に移ったときの混乱は覚えてたりするかな。
森村桂さんの原作は、1966年に出版された当時は、それほど混乱はなかったはずなので、映画化するときは、そっちを尊重した面もあるのかな。
作品の方向性(5段階)および評価
観光度5(綺麗な景色が拝める)、ドラマ度3(メインストーリーとサブストーリーとサブストーリーのサブストーリーとてんこ盛り)、「青い春で青春なのに、青が綺麗なニューカレドニアと何故か冬を組み合わせるって何故?」度10(原作では、主人公の年齢設定が違ってるので関係なかったのかも)。 ということで、
作品の評価は、ニューカレドニアの美しい景色を見るのには最適で、ストーリーも情緒的なところや
爽やか系の恋愛があり万人受けするタイプの作品。 30年前の作品ということだが、古さを余り感じない。 それにしても、製作費すっげーかかってるんじゃないか・・・・とゲスの勘ぐりをやってみたりもする。
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- 2014/10/13(月) 22:00:00|
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