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阿佐蔵の暇つぶし

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unknown アンノウン(原題 Unknown)について

監督 サイモン・ブランド

役名および出演者名

ジャケットの男 ジム・カヴィーゼル
シャツの男   バリー・ペッパー
鼻の折れた男  グレッグ・キニア
縛られている男 ジョー・パントリアーノ
手錠の男    ジェレミー・シスト

エリザ・コールズ ブリジット・モイナハン
カーティス刑事  クリス・マルケイ(ジェームズ)
アンダーソン刑事 クレイン・クロフォード
マクガヒー刑事  ケビン・チャップマン
パーカー署長   デビッド・シェルビー
ステファン    ピーター・ストーメア(スネークスキン・ブーツ)

まずは、予告編から




あらすじ

電話が鳴る。 でも、だぁ~れも、出んわ。 (懐かしいダイアル式の電話だ)

倉庫で目を覚ます男(ジャケットの男)。 周りにはイスに縛り付けられている男。 パイプに手錠で付けられている男。 頭から血を出して倒れている男(鼻の折れている男)(近くに分解された携帯電話が落ちている)。 ジャケットの男は、出口を見つけ外に出ようとするが、鍵がかかっているため出られない。

動き回るジャケットの男の記憶が断片的にしかない。 自分が誰かも思い出せない状態。


電話に出ると・・・ ワズ、ブロックマン、「なぜ携帯電話に出ない」、「スネークスキンが銃を忘れてないか?」など謎の会話。 コールズ? 周りは警察官だらけだ?・・・と。

ʅ(´◔౪◔)ʃ

エリザ・コールズは、バッグを持ってウロウロ。 挙動不審だ。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
バッグの中身は、札束と発信機が仕込んである。 エリザの夫は、会社で誘拐されたため身代金を所定の場所まで持って行こうとしている。 警官たちがサポート。

ジャケットの男がイスに縛られている男の縄を解こうとすると・・・ 縛られた理由が不明なので、解くのを考えるべきだと言うシャツの男が現れる。

コールズは、バッグをロッカーへ・・・

鼻の折れた男は、ジャケットの男が攻撃したので自分の鼻が折れたのだと主張。

身代金は、犯人にまんまと持って行かれた。

誰も状況を理解できず、記憶も戻らないまま。 疑心暗鬼になってしまう。 警備員の死体を発見。 新聞の記事を発見したことから、状況が少しずつ読めてくる。 

1.コールズとマッケインが人質。
2.誘拐犯は3人。
ということが判明。 ただし、誰がどっちサイドかは、わからない。


( ̄▽ ̄;)!!ガーン

倉庫で倒れていたボンベの注意書きには、「ガスを吸引すると呼吸困難、吐き気、意識喪失、一時的記憶喪失になる」と書かれている。(っま、そういうことだな)

鼻の折れた男は、何かを思い出したようだ。 (何かを嗅ぎつけたってことか) (思い出すのに骨が折れたぜってことか)

断片的に蘇る記憶。

倉庫の外に何者かがやって来る。 大声を出して助けてもらおうとする・・・

手錠の男が話し始め・・・

そして・・・

ダイク

からの

連中が来る。


unknownアンノウン


一言で言うと
ハメたのか、ハメられたのか、それとも、ちょっぴりハメを外しちゃっただけなのか。


ジャンル
クライム・ミステリー。
 閉じ込められた一つの空間(倉庫)で、断片的に提示される情報を基に妥協案や解決策を見つける流れ。 銃撃戦やアクションシーンなどは、かなり控えめ。


出演者
ジャケットの男役のジム・カヴィーゼルは、雰囲気出てるなぁ~。 善人か悪人か分らない境界線を行く怪しい人物感がしっかり出ていた。


ストーリー
倉庫の中で目を覚ました男(ジャケットの男)は、自分の名前を含む一切の記憶をなくしてしまっている。
 周りには数名倒れている男たちがおり、その男たちも同様に記憶を失っている。 ジャケットの男と倒れていた4人の男たちは、新聞記事や断片的にに取り戻した記憶を基に状況を理解し始める。 どうやら、5人の中で2人は人質、残りの3人は犯罪組織のメンバーで人質の見張り役だったようだ。 犯罪組織のボスが倉庫へ来るという連絡が入り、互いのことを信用できない5人は・・・


見所
終盤のヒネリの部分
かなぁ~。 丁寧に伏線が張られているが、さすがに、全てを予想するのはムリだった。


ソウいうことじゃないと思うんだが
某ソリッドシチュエーション・スリラーを始まりのシーンで一瞬思い浮かべたが、先へ進むとどうも方向性が違う。 そっち方面を期待して見ると違和感が。 むしろ、クエンティン・タランティーノが、監督・脚本を務め出演までした「レザボア・ドッグス」(原題Reservoir Dogs)に近い。 疑心暗鬼や協力プレイでの心理戦を楽しむ作品なので。


作品の方向性(5段階)および評価
クライム度3(大掛かりな仕掛けだが、被害者は少ないかも)、ミステリー度3(ただし、ラストは伏線からは予測不可能)、練る練るネル寝度10(終盤にヒネリがあるってことで)。 ということで、作品の評価は、時間が短い分テーマがはっきりしており、無駄なシーンが少なく、ラストまで集中して見ることができる秀作


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「続きを読む」でちょっとだけ酷い目のネタバレを含む補足をしてみようかな。




(・◇・)ゞ





(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




ლ(╹ε╹ლ)




考察

①倉庫で気を失っていた5人の構成
犯人グループ(ワズ、ブロックマン、ボビー)と人質(マッケインとコールズ)。


②どうして、警察に電話をしなかったか?
その時点で自分自身が何者であるかすら分っておらず、もしかして、警察に追われる立場の人間である可能性があるから電話をしなかったのだろう。

③思い出すまでの時間
個人差があったようだ。 設定がシンプルなキャラクターの方が、自分の立場を思い出すのが早かった。 逆に複雑すぎる人物は、最後の最後で・・・

④人質側と犯人側の人間が動けた
動けるのが、犯人側1人と人質2人と分った時点で誰が犯人かを探るゲームを止めてしまった。 もっと引っ張ってもよかったと思うんだが。

⑤アンダーカバー
潜入捜査をやっている警官だから最後の一線を越えずに済んだのかな。 色仕掛けでの策略を思い出させなかったのは、状況が複雑なのと策を練って日が浅かったからか? それとも、警官の本能?

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

  1. 2014/10/16(木) 22:00:00|
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