監督
ロー・ウェイ役名および出演者名
イーロン(一龍)
ジャッキー・チェンウェイウー(慧悟)
リー・マンチン(金剛血掌拳の使い手)
イーロンの同僚
ディーン・セキウエイシン(慧澄) ワン・カンユー
僧侶 ウー・テーサン
フィミン大師 リー・トン・チュン(少林寺の館長)
ウェイクン(慧空) リー・ハイロン
顔にお札ペタペタ僧 リー・クン
ルーツァオ(陸青) ジェームス・ティエン(七死拳の使い手)
手下 ワン・チン
武芸者 ヤウ・バンサン(ルーツァオと闘う)
シンエンホー ファン・シューウイー(拳法界の総帥)
フェンエイ ウー・ウェンシュウ(シンエンホーの娘)
まずは、予告編から
あらすじ
イタズラ好きのイーロンは、罰として食事抜きで厳しい修行を強いられている。
ある日、イーロンが書庫の見張りをしていると、賊に襲われ気を失ってしまう。 ( ´_ゝ`)ノ (;´Д`)賊は、警備をしていた他の僧たちの隙を突いて秘蔵の教本を盗み、逃走。 (≧ヘ≦) ムゥ館長のフィミンは、自戒と反省のため牢に閉じこもって100日間、禅を組むことに。 盗まれた本が、恐るべき殺人技を修得できる「七死拳」の極意書だったためだ。 七死拳に打ち勝つことが出来る「五獣拳」は、行方不明となっている。
フィミンは、洞窟で座禅を組み、反省することに・・・
イーロンもとばっちりを受けて、3日間の断食修行。 その後、チャイナガ・・・じゃなくて、チョイ悪の生臭坊主的なことをやってしまう。 ワンダフルな寄せ鍋などを食してしまう。 Σ( ̄ロ ̄|||)
寄せ鍋を食べているところを見つかってしまい・・・写経修行をすることに。 おもいを紙にぶつけるってことだな。
ルーツァオに拳法界を支配させるために、「七死拳」の極意書を渡す謎の人物(賊)。突然、隕石が少林寺の書庫を直撃。 本棚が次々と倒れる。 書庫で働いていた者達は、突然現れた白塗りの怪しい者たちにビックリ! (つд⊂)ゴシゴシ
お化けが出ると聞いたイーロンは、確かめようと書庫に入る。 興味本位でお化けを挑発してみると・・・ お化けたちは、イタズラし放題。
(  ̄っ ̄) フゥーーーーー
お化けの一人を捕まえたイーロンは、正体を聞く。 彼らは、龍、蛇、虎、鶴、豹の妖精だということだ。 壁の割れ目に突き刺さった教本を偶然に見つける。 長い間行方不明となっていた、「五獣拳」の極意書で、妖精たちの住処だということを見破る。
イーロンは、妖精たちの住処である極意書を人質じゃなく、本質(?)に、「五獣拳」を教えてもらうことに。ルーツァオは、拳法界の最高位に挑戦しようとしている武道家に闘いを挑む。
少林寺を訪れる父(シンエンホー)と娘(フェンエイ)。 七死拳を使う者が現れたと報告。 一方、イーロンは、フェンエイに寺を案内している時にちょっかいを出そうとするが・・・
You 俺にキスしチャイナよ → (フェンエイは)
当然、いやガール → フェンエイの反撃 → 失敗 って流れ。
フェンエイは、何者かに襲われて死んでいる父(シンエンホー)を発見。 。゜(´Д`)゜。犯人は、少林寺内部にいる人間。 シングウェンの死体には、秘術(
金剛血掌の拳)を使った痕があったためだ。 容疑者は、頭をつるつるに剃っている黄色い服を着た僧侶だ。
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
そして・・・
ε=ε=(;´Д`)
十八羅漢との闘い。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
か・・・ら・・・の・・・
(つд⊂)ゴシゴシ

一言で表現すると
英題では、スピリチュアル・カンフーだが、
江原啓之さんは出ていない。
ジャンル
SF・オカルト・カンフー・アクション・コメディー・ミステリー。 要するに、いろんなジャンルのごちゃ混ぜ状態ってことだ。 もちろん、メインは、カンフー・アクション。 しかし、ストーリーにほんの少しヒネリが入っているため、痛快娯楽活劇とはなっていない。
出演者
イーロン(一龍)役のジャッキーは、自伝において「白塗りのオバケが出てきたり、僕がおしっこをひっかけたりなど、とにかく酷い映画」など本作を徹底的に酷評、未だに嫌っている(
ウィキペディア)。
ロー・ウェイのプロダクションに所属していた時期の作品で、ジャッキー・ジャック事件など、ゴタゴタがあったために(監督も
ロー・ウェイだし)、余計に悪い印象だったのかも。
脇を固める俳優陣も、
ディーン・セキや
リー・マンチン(「木人拳」で酔拳を伝授した僧侶、「カンニング・モンキー天中拳」では、マオ大人)などお馴染みの面子。 あと、「カンニングモンキー天中拳」で鉄腕ルーを演じたチャン・チーピンもイーロンの友人役として出演している。
ストーリー
ある夜、少林寺の書庫にある秘伝の書「七死拳」が、厳重な警備にもかかわらず、賊によって盗まれる。 「七死拳」の極意書には、恐るべき殺人拳が書かれており、悪用されれば、悪によって支配されるかもしれないという、とんでもない本だった。 責任を感じたフィミン館長は、自戒と反省のため牢に閉じこもって100日間、禅を組むことに。 しばらくして、隕石が書庫を直撃。 その勢いで本棚が次々と倒れる。 そして、書庫を警備している僧たちの前に、白塗りのお化けが現れる。 見張りを買って出た
イーロンは、お化けの正体が「五獣拳」の秘伝書の妖精だと突き止め、弟子入りすることに。 一方、「七死拳」の極意書を謎の人物から受け取った
ルーツァオは、拳法界の総帥になるために、次々と候補者を七死拳の餌食にしていく。 やがて、ルーツァオは、少林寺にも現れ・・・見所
妖精たちが、イタズラするところ。 アナログで、今の映像技術から見ると、ちょっと、となるが、作品全体のトーンとマッチしていて味わい深い。
ルーツァオの学習能力とイーロンの修行の完成度「七死拳」を指南書一冊でマスターし、拳法界の総帥を目指す武道家をあっさりと倒してしまうルーツァオの学習能力って凄いと思ってしまった。 あくまでも、想像の範囲だが、ルーツァオは“あの人物”に徹底的に指導を受けていたので、拳法の基礎的な部分は仕上がっていたのではないか。 っとすると、100日前後で「五獣拳」をマスターしたイーロンの方が学習能力は高いって考えることも出来る。 っま、作品の内容とは、あんまり関係ないけど。
珍しく、複雑なストーリー「七死拳」の極意書を奪い、その後も数々の事件を起こした犯人は終盤になるまで分らない。 ミステリーのような引っ張り具合だ。 実は・・・という流れは、他のカンフー映画でもあるが、こういった構成は、筆者の記憶にはそれほどない(筆者の勉強不足かもしれないが)。
作品の方向性(5段階)および評価
SF度2(う~ん、さすがに・・・)、オカルト度2(一応形式としては)、カンフーアクション度4(終盤の闘いは見応えがある)、コメディー度3(狙ってないところで、意外と笑い所があった)、チャイナガールを欲しがーる度10。 ということで、
作品の評価は、ジャッキーの「拳」シリーズの中で異色の作品だが、
いろんな要素を取り込んだ秀作。 好き嫌いはあるかもしれないが、筆者的には、
ジャッキーの「拳」シリーズの代表作を挙げるときには、
「蛇拳」や「酔拳」とともに必ず入ってくる一本。
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- 2014/10/21(火) 22:00:00|
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