監督・製作
ロー・ウェイ役名および出演者名
ホーエン
ジャッキー・チェン(サンタイの弟子で義理の息子)
ムーラン
ノラ・ミャオ(サンタイの娘)
サンタイ シュー・シャ(唐山武館の師範)
チュン
ヤム・サイクン(百勝道場の師範)
ファンカン
ジェームス・ティエン(チェンの弟子)
ナンシン イーグル・ハン(チェンの弟子)
チュウピン イム・ウンジュ(チュンの娘)
ウェイ カオ・チャン
ロウサン ワン・カンユー(ウェイの手下)
シンウェイ シュー・ユエン(ウェイの手下)
ウェイの弟 シュー・ファ
マッツォ チェ・ジュホ(殺人犯)
医者 リャン・シャオシュオ
まずは、予告編から(結構見所を出してしまっているのでネタバレ感があるかも)
あらすじ
サンタイは武術大会で優勝し、武林至尊の額を得る。 唐山武館でその祝賀会の準備をしていたところ、
チュンがやってきてサンタイに挑戦。 サンタイは受けて立つが・・・ 敗れて ・・・ ホーエンを後継者に指名し、死んでしまう。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
チュンが師範を務める百勝道場で祝賀会が行われている。
チュンの娘チュウピンがチュンの妻を呼びに行くと・・・妻は自殺していた。 (((( ;゚д゚))) 妻の遺書には・・・
波止場では、マッツォが悪事を働いているところを見られたため、目撃者を一人残らず始末。 (マッツォは、加山雄三さんの若い頃にソックリだ)
チュンの道場に近くの川へ流れ着いた死体が運ばれる。 門下生の一人が、犯行現場を目撃し、犯人はマッツォだと証言。 チェンは、ファンカンとナンシンにウェイの屋敷へ行って、マッツォを捕らえてくるように命じる。
ウェイにマッツォの行方を聞くが、既に破門したため行方を知らないとウェイに答えられる。
未亡人(サンタンの妻)と娘・ムーランを連れて師サンタンの仇チェンを探す旅をするホーエン。ウェイの手下のシンウェイの手下たちが、ホーエン一行にちょっかいを出す。
寺でサンタンの3回忌。 ホーエンがシンウェイと手下たちに絡まれているところをチェンの娘チュウピンに助けられる。 しかし、助けるのにシッッッパイしそうになったところでホーウェイが助太刀。
あくる日、ホーエン一行は、百忍道場へ。 チェンに迎えられるが、3日待つよう言われる。 (  ̄っ ̄)ムゥファンは、ホーエンに夜襲をかけるが・・・
ファンは、チェンの借りがあるという説明に納得いかず、カリカリしちゃう。 (`Д´) ムキー!3日後。 百忍道場は静まり返っている。 チェンは、その後反省したことを説明。
チェンを快く思っていないウェイ一味は、ホーエンを仲間に入れつつチェンを倒す策略を練る。未亡人は、病気にかかってしまう。 医者によると珍しい病気で、ウェイのみが持っている薬でしか治らないそうだ。 (う~ん、この展開は・・・)
薬をもらうためにホーエンは、ウェイの道場を訪れる。
ファンカンとナンシンは屋敷に乗り込み、マッツォを捕らえる。 しかし・・・
そして・・・
百忍道場へウェイ一味がやって来て・・・なんて奴だ!
(#`皿´) ムキーーーー!
Dragon Fist 炸裂。
一言で表現するなら
アー
ウェイ、オー
ウェイ、オレ入江フロムLAっという感じだ。
ジャンル
シリアス系カンフーアクション。 コメディー要素は皆無。 そのかわり、カンフーアクションてんこ盛りだ。 ジャッキーが最初からある程度強く、真面目な性格の設定なので、修行のシーンなどは一切ない。
出演者
百勝道場の師範・チュン役のヤム・サイクンは、笑拳で鉄の爪役などラスボスクラスではよく見かけるが、悪者じゃない役は初めて見た(筆者の勉強不足かもしれないが)。 師の仇という役ということで大物感が必要なのでピッタリだ。 それにしても、
1947年生まれなので、製作時30歳前後のはず。 そう考えると貫禄ありすぎ(もちろん悪い意味じゃないぞ)。そして、なんといっても、
今作のジャッキーは悩みまくっている。 葛藤 → 格闘 → カットみたいな流れ。 製作されたのが1978年くらいなので、モンキーシリーズ(「蛇拳」「笑拳」「天中拳」「酔拳」)あたりと近い時期に撮影されたはずで、1本だけ飛びぬけて作風が違う。 「拳精」あたりではコミカルな部分も演出したロー・ウェイだったが、今作ではそっち方面には一切行かなかった。 折れない心というのか頑固というのか。 (っま、とは言っても、
筆者的には、今作のような“ひたすらかっこいいい”ジャッキーも評価は高いんだが)
ストーリー
サンタイは武術大会で優勝し、武林至尊の額を得る。 これを気に入らない百忍道場のチュンは、サンタイに挑戦し破る。負けを認めているサンタイに攻撃を続け、サンタイは重傷を負う。 それが原因でサンタイは死んでしまう。 後継者に指
名されたサンタイの弟子で義理の息子のホーエンは、チェンに敵討ちをするため龍拳を窮め、未亡人(サンタイの妻)とサンタイの娘・ムーランを連れてチェンを探す旅に出る。 一方、サンタイを破ったチェンは祝賀会を開催。 娘・チュウピンがチェンの妻を呼びに行くと首を吊って自殺していた。 チェンは、後悔し自ら・・・
ホーエン一行は、チェンの百忍道場に辿り着く。 しかし、チェンは・・・見所
やはり、最後の格闘場面。どことなく・・・ブルース・リー作品に雰囲気が似ているような気がするんだが、気のせいだろうか? ジャッキーが最初からある程度強いところや、怒りの感情をあらわにして敵に向かっていくところなど。 ロー・ウェイが関わっていることと関係が有るんだろうか。
やはり記憶に残っているのとちょっとズレている
人間の記憶って曖昧ということを思い知らされる。 っま、ぼんやりとシリアスな映画って印象は変わらないが。
作品の方向性(5段階)および評価
カンフーアクション度5(っま、序盤から完成形の龍拳を披露しているので)、シリアス度4(冗談が通用する雰囲気ではない)、ジャッキーが薬を得るためにあらゆる手段を使う!?度2(どこかで聞いたことがあるような設定?)。 ということで、
作品の評価は、
ジャッキーのかっこよさが堪能できる良作。 終盤にヒトヒネリあるので最後まで飽きずに見られる。
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- 2014/10/26(日) 22:00:00|
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