監督
ユエン・ウーピン製作 ウー・スーユエン
役名および出演者名
簡福(チエンフー)
ジャッキー・チェン(洪泰武館の雑用係)
パイ・チャンティエン
ユエン・シャオティエン(白長天)
クワイ ジャン・ジン(町の有力者の息子でぽっちゃり体型)
シャンカンイーユン
ウォン・チェンリー (上官逸雲)(鷹爪形流師範)
ジュウケイ フォン・ハクオン(鷹爪形流派師範)
洪泰(ホンタイ) チャーリー・チャン(洪泰武館の道場主)
リー(師範代)
ディーン・セキリャン(副師範代) ピーター・チェン
ロシア人宣教師 ロイ・ホラン
宏威武館の道場主 フォン・ギンマン
リョン チャウ・チーリン(いつも半裸でレンガ割り→イテテの人)
蟷螂拳使いの師範 ワン・チェン(宏威武館)
まずは、予告編から
随分とネタバレを含んだ予告編
オープニング
あらすじ
(世界のナベアツそっくりな)
蛇形流の師範・趙昴が、鷹爪形流師範イーユンに追い詰められ、闘う。 抵抗むなしく、3つ数えるまでもなく殺されてしまう。宿代を払えずに、宿を追い出されそうなボロボロの服を着ている老人。 宿の管理人は、老人の所有物である籠を調べると・・・ ヘヴィーなことになってしまう。
洪泰武館という道場で下働きをするチェンフー。 門下生の練習を見て真似てみる。 それを見つけた師範代理のリーは、ナイスショットをしてしまう。
宏威武館(洪泰武館の隣の道場)でチャウは、息子にカンフーを習わせて
ナニを
ナニさせようとする。 しかし、不手際があったため、去ってしまう。
師範は、道場の前で寝ていた(さっき宿を追い出された)老人を邪険に扱う。 そこへ、通りかかったチェンホーが助ける。 ロシア人宣教師が仲裁に入り・・・
チェンホーは、老人を裏口から自分の住む納屋に案内。 料理人のチャンを紹介する。 さっきのチャウ親子が入門のために見学に訪れる。 チェンホーは、道場のヤラレ役のため、一仕事終わって帰ってくると怪我だらけ。
老人は、チェンフーと「茶碗を取れるかな?」的な遊びを仕掛ける。 翌朝、老人の姿はなく、表には、足跡が描かれている。 チェンフーは、前日遊んだ姿を参考に練習。
またヤラレ役をさせられ、嫌気がさしていたので抵抗してしまったチェンフーは、師範代理のリーにいびられ、道場を飛び出してしまう。_| ̄|○
偶然手傷を負ってグッタリしている老人を見つけ、看病。老人(蛇形流の師範・パイ・チャンティエン)は、チェンフーにカンフーを教えることにするが、
約束事があると。
①老人を師匠と思うな。
②身につけた術を気安く披露しない事。
③老人(パイ・チャンティエン)が敵と闘うことがあっても、加勢してはならない。
シュッ ( ´_ゝ`)ʃシュッ (´◔౪◔)ʃʃシュッ ʅ(´<_` ;) 宏威武館から、大会に優勝した祝いをよこさなかったと因縁をつけてきたため、師範代・リーと副代理フンが相手をする。 ・・・というか、かる~~~く、あしらわれた。
旅から帰った洪は、チェンフーから事情を聞き、宏威武館へ。
洪は、蟷螂拳を使う大会優勝者と対戦するが・・・ 助けに入ったチェンフーは、蛇拳を使ってしまう。 それを見ていたイーユンは・・・そして・・・
一言で表現するなら
(´◔౪◔)ʃ ニャーーージャンル
カンフー・コメディー・アクション・ドラマ。 モンキーシリーズでは典型的な カンフーの腕イマイチ → 修行 → 達人になる というパターンで構成されている。
出演者
チエンフー役の
ジャッキー・チェンさんとパイ・チャンティエン役の
ユエン・シャオティエンさんは、師弟として随分共演しているような印象があるが、実は少ないようだ。 本作と「ドランクモンキー酔拳」(あと「ジャッキーの必殺鉄指拳」?・・・この作品を共演とするには疑義があるかもしれないが)ぐらい。
ユエン・シャオティエンさんは、胡散臭そうだけど“実は!”っていう感じの老人としてはピッタリの役柄だ。
とぼけた感じと老練なカンフーに味わいがある。ストーリー
鷹爪形流派と蛇形流派は長年争ってきた。
洪泰武館の雑用係チェンフーは、隣の宏威武館の前で門下生たちに囲まれている老人を助ける。 泊まる宿のない老人を自分が住む洪泰武館の納屋で、しばらく面倒を見ることにする。 道場でヤラレ役として怪我をするチェンフーをみかねた老人は、カンフーの足捌きと防御法のヒントを残し去ってしまう。 その後、
老人に再会したチェンフーは、3つの約束事を守ることを条件に蛇拳を教えてもらうことになる。大会で優勝した宏威武館の師範が帰ってきて、洪泰武館の師範代リーと副師範代フンに闘いを挑む。 リーとフンは2人がかりで闘うも、為す術もなく負けてしまう。 それを目の当たりにした門下生たちは、宏威武館へ移籍してしまう。
旅から帰った道場主の洪は、もぬけの殻になった洪泰武館に驚く。 唯一残っているチェンフーに事情を聞き、宏威武館で蟷螂拳を使う師範と対戦をすることに。 が
、洪は劣勢になり、チェンホーが蛇拳を使って代わりに師範を破る。 それを見ていた鷹爪形流派イーユンは、策を練り・・・ そして・・・
見所
やはり、本格的に蛇拳の修行をするところだろう。 子供だった筆者が、この作品を初めて見た次の日は自然とカンフーの修行的なものをやっていた。 (全く根拠のない修行だったが) 日常の動作にシューシューボーボーと言いながら動いたんだけど、さすがに現在の年齢では、そこまではやらなかった(どーでもいい情報だったか)。
筆者の記憶違いかもしれないが
終盤の闘いは、もうちょっと長かった気がする。 TV版では、カットをすることはあっても、シーンを足すことはないと思うんだが。
作品の方向性(5段階)および評価
カンフーアクション度5(修行の場面も含めれば満喫できる)、コメディー度2(ややシリアスなところがある)、軽快に進むんだけどヘビーってこれ如何に・・・度3(中途半端なダジャレに走ってしまったぜ)。 ということで、
作品の評価は、
初期のジャッキー作品を代表する傑作。 コミカルなところとシリアスな場面とのメリハリがあり、何度見ても飽きない。 なんといっても、今作と「ドランクモンキー酔拳」の成功があったからこそお蔵入りだった他のジャッキー作品が公開されることになったという重要な作品。
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- 2014/10/28(火) 22:00:00|
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