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阿佐蔵の暇つぶし

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酔拳2(原題 醉拳II 英題 Drunken Master II)について

監督 ラウ・カーリョン

役名および出演者名

黄飛鴻   ジャッキー・チェン
黄麒英   テイ・ロン(飛鴻の父で医者)
リン     アニタ・ムイ(黄麒英の妻)

フク・マンケイ ラウ・カーリョン(武術家)
ファン    ホー・ヨンファン(漢方を売る女性)
ツァン(燦) フェリックス・ウォン(魚屋)
ツォウ(難) チャン・チーコン(黄家で働く)
フォウ(火生)チン・カーロウ(製鉄工場勤務)

ジョン(譚昌) ロー・ワイコン(足技が得意)

将軍の息子 アンディ・ラウ

飛鴻の友人 ラウ・カーヤン
夫人     クワン・サウメイ

まずは、予告編から




あらすじ

長春・・・ 税関で人参(高麗人参?)を隠して通過しようと持ちかける飛鴻。 が、麒英は断固拒否。 「パンツに隠す」という案も出るが・・・ (か・・・かつ○んさん?) 旅先で深刻な状況になるのが嫌なので申告しろってことだ。

一計を練り、英国領事の荷物に人参を紛れ込ませて関税を逃れようとするが・・・
スリル満載の滑り出しだ。 機関車に乗っての旅。 カモ・・・ 

人参を回収しようと英国人たちの乗る車両へ入り込み・・・ ゴソゴソ 

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

もう一人の人物(フク・マンケイ)が盗みをしている。 その人物を追いかけると・・・

列車では、領事の貴重品(玉璽)が盗まれたとして貴重品の検査が行われピーィーンチ。 
そこを、知り合った将軍の息子に助けられる。 どうやら、フクマンケイと荷物を取り違えてしまったようだ。

麒英親子が寶芝林へ帰ると、妻・リンが麻雀中。 人参を買ってくるよう依頼していたツァンが訪れ・・・

製鉄所では、新たな責任者(ジョン)が現れサービス残業を課す。 (`ε´)ぶーぶー

抵抗する従業員には、鉄拳制裁じゃなく鉄足制裁を行う。 (≧ヘ≦) ムゥ

領事の貴重品を奪い返そうと手下たちが、飛鴻とリン母子の貴重品を盗むが・・・失敗。 手下を相手に酔拳を使ってしまう。

麒英は、飛鴻が禁止していた酔拳を使ったことに激怒。  (゚Д゚≡゚Д゚)ゴルッホー!!!

いろいろバレて勘当されてしまう。

そして・・・

フク・マンケイから説明を受ける飛鴻。 しかし・・・

昌利鋼鉄でスト。

ヘヴィーな展開・・・・

ケリをつけるために・・・

スミに追いやられて・・・

(#`皿´) ムキーーーー!

からの

ʅ(´◔౪◔)ʃ

ლ(╹ε╹ლ)

(≧Д≦) アワワ


酔拳2


一言で表現するなら
一本でも人参ニホン目は、サンザン待たせたが(16年)、ッカリと作りこんだ、ラクだよ。


ジャンル
カンフー・アクション・コメディー。
 前作と比べるとアクション・シーンが増えた印象。 勧善懲悪というテーマは全体を通してブレない。


出演者
前作から引き続き出演しているのは、ジャッキー・チェンさんくらい? 1994年製作なので、ジャッキーは40歳くらいのはず。
 う~ん、四十路の放蕩息子かぁ~・・・ 間違いなく非行少年ではないはず。 

赤鼻の老人(蘇化子)は出てこない。 (TДT)


ストーリー
旅先から列車に乗ろうとしている黄麒英一行。 息子の飛鴻が税関に申告せずに人参を列車に持ち込もうとしたことからトラブルに巻き込まれる。 英国領事の手荷物に紛れ込ませるが、回収に行くと別の男(フク・マンケイ)がおり、誤ってフク・マンケイが狙っていた荷物の方を持ち帰ってしまう。 飛鴻が持ち帰ったのは玉璽(国宝)で、英国領事が本国(イギリス)へ送る約束をしていたものだった。 領事は、部下に手段を選ばず取り返すよう命じる。

一方、飛鴻は父から酔拳の使用を固く禁じられている。 が、母リンと外出中に玉璽を回収するために送られた者達に荷物を盗まれそうになり乱闘へ。 そこで飛鴻は酔拳を使っているところを父に見つかり、諸々の嘘がバレたこともあり、勘当されてしまう。 そして・・・


見所
食事処(治和茶居)で飛鴻とフク・マンケイが大暴れするところ。
 
それにしても、一瞬で・・・ガラ~~~ンって。w(゚o゚)w オオー!


前作とのつながり

今作は、前作とはあまりつながっていない気がする。 登場人物は、黄麒英と黄飛鴻親子で共通。 黄麒英が武術家兼医者で飛鴻のカンフーの師であることもある程度共通。 飛鴻が酔八仙の拳を使いこなすところも納得できるが、共通点はここまでかな。

異なっているのは、何といっても時代設定。 かなり現代になっている。 まさか、「○○拳」で機関車が登場するとは。 もっといえば、銃が登場してしまっているので、他の武器を使っての戦闘は・・・っとなりそうなのだが。


筆者の中では、丁度アクション映画とカンフー映画の区切り

製作されたのが1994年なので、今作以前でも既にアクション映画(カンフーがメインでないという意味で)がメインだったのだが、今作以降は筆者の中でジャッキー・チェン = 派手なアクションが出来る俳優という認識になった区切りともいえる作品。 っま、個人的なことなんだけど。


時代背景
イギリスが清に侵攻し始めたのは1800年代なので、モデルとなっている黄飛鴻の実在した時期(1847年~1924年)になる。 ただし、15~6歳の時には「父の死に伴い、父が経営していた漢方薬局兼拳法道場である寶芝林の跡目を継ぐ」(ウィキペディア)とあるので、本作のような事態はかなり考えづらい(ちょっとだけ、真面目に検証してみた)。

ちなみに、フク・マンケイ役のラウ・カーリョンは、黄飛鴻の孫弟子の息子らしい。

そういえば

今作が公開された1990年代といえば、香港がイギリスから中国へ返還された時期だ。 製作側が狙ったのか、それとも偶然か。 (一応、公開された時期はイギリス領だった)


作品の方向性(5段階)および評価
カンフーアクション度4(カンフーというかバトルアクションというか)、コメディー度3(多くはないが、絶妙なアクセントになっている)、酒がないだけにピンチは避けられない度5(く・・・苦しいダジャレに走ってしまう)。 ということで、作品の評価は、ジャッキーによる新たなスタイルでのカンフーアクションを堪能できる秀作。 続編ということなので修行シーンはないことは分っていたが、時代設定をガラリと変えてきたのには初めて見たときには戸惑った。 日本の作品に例えると、時代劇を期待して見に行くと、時代設定が明治時代になっていたような感じ。 もちろん、娯楽作品としては非常に完成度が高いので、満足できたのは間違いないが。


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  1. 2014/10/30(木) 22:00:00|
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