監督
神代辰巳原作 連城三紀彦「離婚しない女」
役名および出演者名
岩谷啓一
萩原健一(気象予報士)
山川美代子
倍賞千恵子高井由子
倍賞美津子山川正作
夏八木勲(根室一の船主、山川美代子の夫)
山川京子
神保美喜(山川正作の娘)
高井直和
伊武雅刀(由子の夫)
高井明雄 和田求由(由子と直和の息子)
三井利江 池波志乃(山川正作が親しくしている飲み屋の経営者)
女史報官 芹明香
ピエロ 宇根元由紀(冬凪亭に出演)
パフォーマンス・グレープ 室井滋
バーテンダー 田代一稀
まずは、予告編から
あらすじ
海釣りをしながらトンでもない話をする山川正作と岩谷啓一。
大時化に気付いた気象予報士岩谷を山川は高く評価。 泥酔した山川を家まで送った岩谷。 山川の妻・美代子と意味深な会話。釧路行きの電車で乗り合わせた高井由子は、手荷物を列車に忘れる。 それに気付いた岩谷は、高井に渡そうと手荷物を持って追いかける。
山川の家に着いた岩谷。 ピンポン地獄の後、山川の仲人話を聞きながら駅までドライブ。 ハンドバッグ。
岩谷は、高井に忘れ物の手荷物を届けるため高井が経営する劇場「冬凪亭」を訪れる。 一通り、病院あるある芝居を見た後、高井から「離婚を考えている」相談を受ける。
岩谷は、美代子を口説く。 からの、濡れた足跡。岩谷は、高井由子を食事に誘う。 そして、口説く。 由子の夫・直和は、翌日札幌へ出張らしい。
山川正作を舟へ見送った後、岩谷と美代子は・・・ 美代子から岩谷へ
札束ドーーーーーン。 「はした金で買われてやる」
美代子から受け取った金を由子に渡す。 (チャリンコ状態ってことですな!)どうにか、話がかみ合うというか絡み合っちゃう。(*´Д`*)美代子は、岩谷が別の女(高井由子)に会っていることに気付く。 それが原因で、喧嘩。
由子が経営する劇場の大赤字が夫・直和にバレてしまう。 劇場経営を諦めるように諭す直和だが、由子は経営を続けたい。 由子は、離婚することを切り出すが・・・
由子は、離婚を決意したことを岩谷に報告。 根室駅周辺を歩いているところへ、美代子が車で通りかかる。 (トライアングルってやつですな) 美代子は、「岩谷の妻」と美代子に自己紹介。 鉢合わせ・・・からの・・・苦行ってことか。
こりゃー、恋の話も
おしまいになってしまう?
そして・・・
別れる OR 別れない
からの・・・バタフライ
似てる OR 似てない
カンパイ
Σ('◇'*)エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェッ!?
一言で表現するなら
アニマル浜口さんもビックリな展開。ジャンル
ドロドロ系恋愛ドラマ。 テーマが不倫だけに、結構激しいシーンもあったりする。 ファミリー向けじゃない。
出演者
約30年前の映画のため、岩谷啓一役の
萩原健一さんは35~36歳くらい。 若い。 そして、ムチャを平気でやってしまったりする。 雪に裸でダイブは、凄い。 でも、必要だったのかは筆者には分らない。
山川美代子役の倍賞千恵子さんと高井由子役の倍賞美津子さんのリアル姉妹が役柄でも姉妹になってしまったりする。 う~ん。 それにしても、似てるといえば似てるし、違うといえば違う。
倍賞千恵子さんは、「男はつらいよ」シリーズのさくら役の印象が強いせいか、淑やかな印象があったのだが、本作では、グイグイ行ってしまうタイプ。 高井由子役の
倍賞美津子さんは、アントニオ猪木さんと結婚したいたためか、ワイルドな印象があった。 しかし、本作では、どちらかというと受身で
萩原健一さんのごり押しに圧倒される感じだ。
ストーリー
気象予報士・岩谷啓一は、大時化を予想し的中させたことから一代で権力者としての地位を築いた山川正作に目を掛けてもらうことになる。 山川が海釣りに出かけた帰り、酔ってしまった
山川を家まで送った岩谷は、山川の妻美代子に出会う。 その帰り、
根室行きの電車で忘れ物を見つけて届けたことが縁で、岩谷は、劇場「冬凪亭」を経営する高井由子とも親しくなる。 岩谷は、二股不倫の末に・・・
見所
終盤の“あの人”の“あのシーン”。 一応、伏線は張ってあったが、突然すぎるだろ!
作品の方向性(5段階)および評価
ドロドロ恋愛度4(ただのドロドロじゃなくて、踏み込んだら底なし沼だった系)、「
人類みな兄弟」って言った人がいたが、ここまで、兄弟姉妹が入り乱れるって、ちょっと・・・度5(もともと、主人公の岩谷があっちこっちでオタマジャクシをばら撒いたのがイカンのだけど)。 ということで、
作品の評価は、思っていた以上にドロドロだったが、
ストーリーに意外性があり、なかなか見応えのある作品。 ただし、ある程度大人向け。
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- 2014/11/21(金) 22:00:00|
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