監督・脚本
伊丹十三役名および出演者名
ゴロー
山崎努(トラックドライバー)
タンポポ
宮本信子(ラーメン店店主)
ガン
渡辺謙(トラックドライバー)
ピスケン
安岡力也(建築関係)
センセイ 加藤嘉
ショーヘイ 桜金造(運転手、料理人)
ターボー 池内万平(タンポポの息子)
老人 大滝秀治
白服の男
役所広司白服の男の情婦 黒田福美
カキの少女 洞口依子
おめかけさん 篠井世津子
マネージャー 津川雅彦
白服の男の子分 長江英和、加藤善博、深見博
映画館のアベック 村井邦彦、松本明子
専務 野口元夫
常務 嵯峨善兵
課長 成田次穂
部長 田中明夫
課長 高橋長英
ヒラ 加藤賢崇
ボーイ
橋爪功ピスケンの子分 榎木兵衛、粟津號、大屋隆俊、瀬山修
マナー教室の生徒 坪井木の実
太った外人 アンドレ・ルコント
大三元のおやじ 久保晶
中華街のおやじ 高木均
隣のおやじ 二見忠男
小さい乞食 辻村真人
細長い乞食 高見映
顔の長い乞食 ギリヤーク尼ヶ崎
太った乞食 松井範雄
歯医者 北見唯一
その助手 柴田美保子、南麻衣子
タクシー運転手 関山耕司
タンポポの客 上田耕一
医者 大月ウルフ
いじめっ子 大沢健
歯の痛い男 藤田敏八
歯医者 北見唯一
歯科助手 柴田美保子、南麻衣子
飲茶売り 鈴木美江
迷惑な老婆 原泉
守衛 福原秀雄
走る男 井川比佐志(森脇健児じゃないぞ)
走る男の妻 三田和代
老紳士 中村伸郎(東北大学教授)
刑事 田武謙三
連れの男 林成年
ラーメンの先生 大友柳太朗
マナーの先生 岡田茉莉子
まずは、予告編から
あらすじ
映画館に入ってくる白服の男女。 席の前にテーブルがセットされ、料理が用意される。 白服の男は、ポテトをカシャカシャしながら食べているアベックに注意。
「人間って死ぬ間際に短い映画みたいなのを見るっていうじゃない。」ある晴れた日、ラーメン暦40年の老人(ラーメンの先生)とともにラーメン店へ。 ラーメンの先生は、ラーメンの正しい食べ方を伝授する。
雨の中トラックを運転するゴローと助手席で本を読んでいるガンは、たまたま見つけたラーメン店「来々軒」に入る。 店の前でいじめられている子供(ターボー)を助ける。
店の中には、ピスケンら柄の悪い連中が居座っている。
ピスケンは、店主タンポポを口説く。 悪態をつくビスケンに耐えかねたゴローは、ビスケンとその手下たちと喧嘩。見よう見まねで自信の持てないタンポポのために、ゴローとガンはラーメン作りを手伝うことに。 まずは、体力作りから。
会社の役員連中とヒラ社員が、フランス料理店へ。 マナー教室の講師が、洋食の食べ方をレクチャー。 フォークとスプーンを使って音を立てずにスパゲティーを食べる。 ズズズズズズズーーーっと。
1268号室では、白服の男女がお食事。 エビ。ゴローとタンポポは、「大三元」と「日の出」という行列が出来るラーメン店に研究のため行く。
大三元に食べに行っていたゴローとタンポポは、食べ残したことから争いになる。
ゴローにセンセイを紹介してもらう。 センセイの周りにいるアウトドアライフの達人たちは、グルメあるあるを披露。
ターボーは、その中の一人にオムライスを作ってもらう。 エッグONチキンライスのスタイルだ。卵の黄身。 うーん。 牡蠣。 血。
歯が痛い男。 電車で飲茶? あっ!
もちを詰まらせた老人を助けた縁で、そこで働くショーヘイがタンポポの助っ人として働くことになる。
そして・・・
ほたてマンの逆襲。
鴨カモ。
ちょーグルメな雑学。

一言で表現するなら
(注)川村さんと白鳥さんが出ているわけではない。
ジャンル
グルメ・バラエティ・コメディ。 目指しているラーメンは、澄んだスープの醤油ラーメンだが、映画の内容は、ちゃんぽん麺になっている。 全体的にふんわりほのぼの系だ。 しかし、
途中に強烈なエロシーンがあるので、くれぐれも
家族で見ないこと。 食事中に見ていたら確実に箸が止まるので。
出演者
出演者は、すごく豪華だ。 彦麻呂さん風に言うと、
豪華スターのおもちゃ箱やぁ~~っという感じだな。 その後、活躍することになる
渡辺謙さんや
役所広司さんの若々しさが印象に残っている。
ストーリー
トラックドライバーのゴローとガンは、たまたま入ったラーメン店(来々軒)で店主タンポポにからむビスケンと喧嘩をしてしまう。
怪我の看護をしてもらった縁で、ゴローはタンポポにラーメン作りの基本を教える。 センセイを紹介し、スープなどを研究していく。 蕎麦屋で餅を喉に詰まらせた老人を助けたことで、老人の所で働くショーヘイも加わる。 そして・・・
見所
オムライスを作るところ。 随分前にTVで放送された時に見て、記憶に残っているシーン。 オムライスは包む物と思っていたので斬新だった。
妄想ちょっとネタバレになるが、ラーメン店は繁盛。 その後、
マルサの女が店の周りをウロウロ。 ビスケンは、
ミンボーの女に目をつけられるって話は続編として・・・なかった。
作品の方向性(5段階)および評価
グルメ度5(正しい知識かどうかは分らない。 しかし、こだわりを感じる)、コメディ度3(露骨には狙いに行っていないかな。 アクセントくらいの感じだった)、食べすぎはラーメンウェストになっちゃうよ度5(なんでも、過ぎるはよくない)。 ということで、
作品の評価は、作り手の食に対する
コダワリが感じられる秀作。 メインとなるラーメン作りとは別のストーリーがあったのは、必要だったかどうかの評価が分かれそう。
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- 2014/12/05(金) 22:00:00|
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