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阿佐蔵の暇つぶし

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スナイパー(原題 Liberty Stands Still)について

監督・脚本・原案 カリ・スコグランド

役名および出演者名

ジョー         ウェズリー・スナイプス
リバティ・ウォーレス  リンダ・フィオレンティーノ(ヴィクターの妻、武器製造会社のマーケティング部門を担当)
ヴィクター・ウォーレス オリヴァー・プラット(武器製造会社のCEO)
ラッセル・ウィリアムズ マーティン・カミンズ(俳優)
ハンク・ウィルフォード ハート・ボックナー(警官)
バート・マクガバーン  ファルビオ・シシレ
ビル・トールマン    ジョナサン・スカーフ(KNBSの記者)
マック・マンロー    イアン・トレイシー
ヴィンス        グレゴリー・カルパキス
レックス・ペリー    ブライアン・マーキンソン
サル          マイケル・デビッド・シムズ
プリチャード      ジェフ・シーモア
ドウェイン       ロン・セルマー(ホットドッグ販売員)
ミラー         ロジャー・R・クロス
メイ          ターニャ・アレン
ロビー・タイソン    コナー・ウィドウズ
ゲイリー・エヴァンス  マーレット・グリーン(TVリポーター)
マーシャ・ピータース  スゼッテ・マイヤーズ(TVリポーター)
フランク        ロバート・ルイス
エマ・アンダーソン   ヒルダ・ヴァン・デル・ミューレン

まずは、予告編から



あらすじ

「国の安全を守るために、国民の武器を所持する権利は侵害されない。」

車で移動中のマクラウド社のマーケティング担当のリバティーは、ラッセルに電話。 そこへ、同社CEOの夫ヴィクターからの電話が入る。 (ビックった?)

屋台でホットドッグを売るドゥウェインは、見回りに来た巡査にリップサービス。 ラッセルが出演する演劇を観る前にホットドッグの屋台に立ち寄ったリバティーは、商品を買う。 そこへ、ジョーと名乗る男から電話。 突然、知らない男性からの電話に困惑するリバティー。

銃の照準が合っていることを示す赤いマークが自分に向けられていることに気付いたリバティーは、渋々ジョーの命令に従う。

「ホットドッグの屋台に手錠で足首をつなげ」 (・・・手錠なのに)

屋台には、爆弾が仕込んである。 そこへ、男性(フランク)がドゥウェインと会うために来る。 (フランクフルト?)

リバティーは、ジョーの目的を探ろうとする。

リバティーの父は、マクラウドという武器製造会社の創業者。 

God Bless America

KNBSの記者であるビル・トールマンが近くを通りかかる。 ジョーは、ビルにリバティーのインタビューをするように命令するが・・・

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

非難と避難。

そして・・・

煙に巻く?

スナイパーーー


一言で表現するなら
狙いは、ピンポイントってことですな。


ジャンル
社会派サスペンス。
 アメリカ合衆国憲法のSecond Amendment(銃を所持する権利)の問題点を正面から扱った作品。 でも、製作国はカナダとドイツってなっている。 ガンアクションは、数ヶ所あるが、決して派手な物はない。 エロ・グロ・ナンセンスは、皆無。 ギリギリショットは、1ヶ所あったが、それもバックショットだったし。 扱うテーマが重いが、家族と一緒に観ても大丈夫な範囲。


出演者
ジョー役のウェズリー・スナイプスは、もしかして、スナイパー・・・スナイパー・・・スナイプスってダジャレで役が決まったのか?
う~ん。 それにしても、ウェズリー・スナイプスは、すっかりシリアスな役をこなす俳優になった、としみじみ。 メジャーリーグ(原題 Major League)でウィリー・メイズ・ヘイズ役をやった時は、オチャラケた印象だったけど。 でも、まー、悪役には見えない。 今作では、悩みまくった末の・・・っていう感じだったし。

リバティ・ウォーレス役のリンダ・フィオレンティーノは、43~4歳のはずだが、「ビジョン・クエスト 青春の賭け」で演じたカーラ役と印象が変わらない。 若作りなのかな。


ストーリー
武器製造会社の創業者の娘・リバティは、舞台俳優・ラッセルに会うためにニューヨークの劇場へ来た。
 劇場前の公園にあるホットドッグの屋台に立ち寄り、買い物をする。 暫らく歩いていると、見知らぬ男(ジョー)から電話がかかる。 ジョーから銃で狙っているので命令に従うように言われる。 最初は疑っていたが、自分に照準があっていることを示す赤いマークがつけられていることと、バッグを狙い撃ちされたことでジョーの命令に従わなければ殺されることを理解する。 ホットドッグの屋台に手錠で足首をつなぎ、ジョーとの会話が始まる。


見所
ジョーの射撃の腕が、非現実的に凄すぎるところ。


リバティ

戦いや運動の末に手に入れた自由という意味があるようだ。 銃を所持することによる、自らを守る自由という意味とかけているんだろうか。 ニューヨークだけに、Statue of Liberty (自由の女神)ともかけていたりして。 ちなみに、リベラルだとガンコントロール(銃規制)が進むイメージ。 (逆に保守だと、銃規制反対ってなってしまう) 一応、どちらの政党も政治献金を受けているんだけど。


内容が内容だけに・・・
アメリカでの撮影は、厳しかったのか? カナダのバンクーバーで撮影されたとエンドクレジットに書いたあった。 銃規制は、今作品でも描かれているが、政治家や権力者の中枢部分まで入り込んでいるため、一筋縄ではいかない問題。 ただ、そういった問題の深さが理解できていないと、なんだか退屈なストーリーに思えるのかもしれない。


あの作品と設定が・・・
似たような設定の「フォーン・ブース」とは、ストーリーが全然違っている。 タイトル通りスナイパー視点で話が進むって所も違う。


作品の方向性(5段階)および評価
社会派度3(アメリカでは、受け止め方が違うのかも)、サスペンス度3(ただ、リバティは、殺されそうで、なかなか殺されない)、頑固なガンコントロール度5(っま、そういうことだ)。 ということで、作品の評価は、派手さはないが、じっくりと社会問題を考えてみるのも悪くないと思える作品。 


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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

  1. 2014/12/08(月) 22:00:00|
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