監督
テリー・ギリアム役名および出演者名
ジャック・ルーカス
ジェフ・ブリッジス(ラジオDJ)
パリー
ロビン・ウィリアムズ(アウトドアの達人)
リディア
アマンダ・プラマー(出版社に勤める)
アン
マーセデス・ルール(ビデオショップのオーナー)
キャバレーの歌手 マイケル・ジェッター
ルー・ローゼン
デヴィッド・ハイド・ピアース(ジャックのエージェント)
ビデオ屋の客 キャシー・ナジミー(早口)
傷痍軍人 トム・ウェイツ
ラジオ技師 ポール・ロンバルディ、アダム・ブライアント
ソンドラ ララ・ハリス
ベン・スター ハリー・シェアラー(TVショーに出演している)
ニュース・リポーター フレイジャー・スミス
ジョン ウィリアム・プレストン
アパートの大家 アル・ファン(パリーのアパートの大家)
パリーの妻 リサ・ブレイズ
エドウィン クリスティアン・クレメンソン(ジャックの番組のヘビーリスナー)
ヤカラ1号 ジャイス・バートック
ヤカラ2号 ダン・フッターマン
医者 カルロス・カラスコ
レッド・ナイト クリス・ハウウェル
ヒッピー ブラッドリー・グレッグ
ジャマイカ出身の人 ウィリアム・ジェイ・マーシャル
金融ブローカー ジョン・ヘフマン
受付 ダイアン・ロビン
まずは、予告編から
あらすじ
辛口コメントを売りにするラジオDJのジャック・ルーカスが、リスナーからの電話を受ける。 エドウィンからの恋愛関係の相談。
エドウィンは、ジャックの辛口コメントを真に受けて、バーで7人が死亡する乱射事件を起こしてしまう。 その事件をTVで知ったジャックは、ショックを受けてしまう。 (ハイジャックではなくて、バージャックってこと?)
3年後。 へべれけで鬱状態になってビデオショップで接客をするジャック。 (Ordinary Peepholes) マシンガントークをする客にうんざりする。 同居しているアンにもイライラ。 「かんべんしてくれぇ~~~」 イライラマックスのジャックは、雨の中外をウロウロ。 子供からピノキオの人形を貰う。
自殺しようとしているところへ、ホームレス狩りの若者たちが来る。 ホームレスと間違われたジャックは、ピンチに。
そこへ、武装したパリーが現れ、彼らを撃退。 ジャックは、ホームレスたちに歓迎される。目を覚ますと、ジャックはペリーの根城にいる。 妖精と話が出来るというパリーの言動に戸惑うジャック。 (上手い対応をヨウセンってことか)
聖杯の話を聞く。
聖杯をパリーのところへ持って来て欲しいと頼まれるが・・・ジャックは、パリーが3年前の事件で妻を喪ったことを大家の話から知る。 家に帰ったジャックは、アンと
イチャイチャ。
パリーは、ヘンリー・セイガンという本名でハンター大学の教授だった。 夫婦でアパートに住んでいたのだが、事件の後に精神的にまいってしまった。 仕事が出来ないため、地下室に住むことを許可しているということだ。
パリーは、マンハッタンで働く女性(リディア)に恋をした。ジャックは、償いのためパリーの手伝いをしようとする。 しかし、パリーがカーマイケル邸から聖杯を盗み出そうとするのにあきれてしまう。 幻覚を見てしまっているパリーは、セントラルパークに走りこんでしまう。 追いかけるジャック。 (さっぱりーわからないぞ)
助けを求める声。 今度は、幻聴ではないようだ。 パリーとジャックは、助けを呼んでいた男(元キャバレー歌手)をホームレスシェルターへ連れて行く。
夜のセントラルパーク。 パリーは、フリーダムを満喫。 そこで、フィッシャーキングの話を聞く。
そして・・・
40㌦、泥パック、ナイス。 デートにいっちゃいな。
からの・・・
そのくらい、わかれよってことか。

一言で表現するなら
そういえば、1991年頃といえば、ロドニー・キング。 今頃どうしているだろう? (キングつながりだけど、作品とあんまり関係ないか・・・)
ジャンル
ファンタジー系コメディ・ドラマ。 現実と幻覚が入り乱れる。 ありそうで、なさそうな感じなので、ファンタジーをジャンルに入れておいた。 エロほぼなし、グロほんの少し、ナンセンスはそこそこある。 ちょっと長いが、
ファミリーで観ても大丈夫な範囲。出演者
ジャック・ルーカス役のジェフ・ブリッジスは、過激な発言で人気のあるラジオDJ。 ・・・う~ん・・・ 背が高くて、長髪。 ロック歌手のような服装。 ニューヨークでラジオDJ。 もしかしてだけど、
モデルはハワード・スターンじゃない? パリー役の
ロビン・ウィリアムズは、PTSDの後遺症からに悩む中年男性を演じている。 エキセントリックになってしまうところと、完全に鬱になってしまうところがリアルだった。 「ガープの世界」でも書いたが、ロビン・ウィリアムスは今年(2014年)8月11日に亡くなられた。 これからの更なる活躍が期待された俳優だった。
リディア役の
アマンダ・プラマーは、「ガープの世界」でもロビン・ウィリアムスと共演。 「ハネムーンは命がけ(原題 So I Married an Axe Murderer)では、ローズ役でコミカルな演技だった。 今作では、至ってシリアス。
ストーリー
過激な発言で人気のラジオDJジャック・ルーカスは、ヘビーリスナーのエドウィンからの電話を適当にあしらったことからトラブルに巻き込まれる。
ジャックの発言を真に受けたエドウィンは、銃を持ってバーに入り乱射。 7人の死亡者がでる大惨事となった。 3年後、ジャックは、職もやる気も失ってしまっている。 同棲する恋人アンのビデオ店を手伝う(邪魔する)毎日。 ある日、アンと喧嘩したジャックは気晴らしに外でブラブラ。 自殺しようと川沿いにいるところへ、ホームレス狩りをするヤカラ2人が来る。 ジャックをホームレスと間違えたヤカラどもは、ジャックにガソリンをかけ、燃やそうとする。 そこへ、武装した男(パリー)が現れ、ヤカラどもを撃退。 パリーとパリーのホームレス仲間にもすっかり気に入られてしまう。 そして、
ジャックはパリーがエドウィン事件で妻を亡くした被害者であることを知り・・・ 見所
Forgive Meと言っているシーン。 泥パック(泥沼にハマってしまうってこと?)と共に伏線になっている。
アカデミー賞
アン役の
マーセデス・ルールは、アカデミー賞助演女優賞を獲得している。 ロビン・ウィリアムスは、主演男優賞にノミネートされた。
普通の人々ジャックが接客する早口でまくし立てるぽっちゃりオバサンに、ジャックが投げたビデオのタイトルの元ネタ。
原題は、Ordinary Peopleだったはず。
エロパロディでOrdinary Peepholesとなっている。 ちなみに、Peepholesは、ノゾキ穴という意味。
元ネタというか聖杯伝説を知っていると、より楽しめたのかもしれない。 知らなくても充分楽しめるけど(筆者も知らなかったし)。
作品の方向性(5段階)および評価
ファンタジー度2(赤い騎士の場面などは特に)、コメディ度2(分りにくかったような気がする)、ドラマティック度4(若干エキセントリックなところもあったが)、ジャック・イン・ザ・ボックス度5(っま、そういうことだ)。 ということで、
作品の評価は、2時間超えとちっと長い感じがするかもしれないが、
それだけの時間を取ってみるだけの価値が充分にある名作。 派手さはないが、じっくりとしんみりと何度も観てしまう作品だ。
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- 2014/12/11(木) 22:00:00|
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