監督・脚本
ネヴィオ・マラソヴィッツ役名および出演者名
フィリップ スヴェン・メドヴェセク(TVプロデューサー)
ヘレナ ナターシャ・ドルチッチ(フィリップの妻)
ターニャ イヴァナ・ロスチ(番組アシスタント)
アルビン Amar Bukvic(参加者)
ダニエル Filip Juricic(参加者)
ナタリー Iva Mihalic(参加者、妊娠している)
ボゾ マリンコ・ニコリッツ
ヤン スティエパン・ペリッツ(参加者)
ローマン ムラデン・コヴァチッツ
ディエゴ
ネヴィオ・マラソヴィッツ(参加者)
パトリック ティム・マラソヴィッツ(フィリップとヘレナの息子)
まずは、予告編から
あらすじ
部屋を写すカメラ。 窓もドアもない部屋に閉じ込められた6人。 外部からの連絡がない。 リアリティ番組としてTVで放送されるはずなのだが・・・
番組の参加者は、ドッキリや放置プレイであること疑って苛立つ。
プロデューサー・フィリップのVTRによる説明が放送される。 収容されて180日目であるので、番組が終わり帰れるはず・・・番組(HOUSED)の設定は、12人の参加者が180日間ハウスに監禁される。 最後まで残った者が勝利者。ブザーが鳴り・・・扉を開けると・・・
フィリップは、アーギュメントという「HOUSED」の裏番組に出演するヘレナと離婚。 パトリックを迎えに行くことでゴタゴタ。
クロアチアは、ヨーロッパの国々に対して宣戦布告を行う。ジャンがハウスを去る。 (♪呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャーーーン)
社会情勢が不安定になってくる。 それを心配して、ヘレナがフィリップの所へ来る。 息子のパトリックをサラエボへ避難させることを話し合うためだ。 フィリップたちのいるザグレブも危険地域に指定されている。
ドーーーーーーン! (((( ;゚д゚)))
フィリップは怪我をしてしまった。
高視聴率を稼ぐようになった番組を安定して継続するために、6人を地下の堅牢な建物の部屋に移ってもらうことにする。課題を過大に期待させるプロデューサー・フィリップ。
町では、警報が鳴り響いている。
ヤンとイーヴァがハウスから出て来てしまう。 (やんなっちまったってことか)
町は、戒厳令が敷かれている。特別番組でフィリップはインタビューを受ける。
そーっと様子を調べてみると・・・

一言で表現するなら
筆者が知っている視聴者参加型リアリティ番組といえば、ペロペロ・・・テラスハウスくらいだ。ジャンル
終末史観的パニック・サスペンスというのか、パニック・ドラマというのが正しいのか。 戦争や家族愛などがテーマかな。 残酷なシーン、性的なシーンは、皆無。 家族で食事中に見ていても全然問題ないはず。
出演者
出演者名を書こうと思ったのだが、厳しかった。 そのため、日本語表記が分らない役者さんたちは、そのままアルファベット表記のままにしておいた。
ストーリー
プロデューサーのフィリップは、視聴者参加型のリアリティTV番組「HOUSED」を製作している。 妻へレナは、裏で「アーギュメント」という番組に出演。 お互いに忙しいため、2人の息子パトリックの世話をどちらがするかを巡って口論が絶えない。 そして離婚。
TV番組「HOUSED」は、複数のカップルを1つの家に閉じ込めて、最後まで残った人(カップル)を勝者とする設定だ。 序盤は、視聴率が芳しくなかった。 しかし、徐々に人気番組になる。
一方、クロアチアは、政情不安が続く。 そして、とうとうヨーロッパ各国に宣戦布告。「HOUSED」の参加者たちは、脱落者が出る中、3組のカップルが180日間の滞在に耐えた。 そんな中、プロデューサーのフィリップからのメッセージは・・・
見所
フィリップが元妻へレナの番組でインタビューを受けるところ。クロアチアといえば・・・筆者世代には、ユーゴスラビアという国名の方がシックリと来る。 内戦や紛争や独立などがあったせいか、本作では戦争に関して身近に感じていることが窺える。
邦題とパッケージ・・・うーん、プラスというよりマイナスの方が多いような気がする。 邦題(101日)は、本作の内容を端的に表したものではないと思う。 パッケージも、クロアチアが大変な状況になるということは本作から読み取れるが、第三次世界大戦って言ってたっけ?
原題の「The Show Must Go On」は、ショーは続くに違いない(あるいは、続かなければならない)というキーワードを何とか表現して欲しかった。作品の方向性(5段階)および評価
パニック度4(地味かもしれないが、結構パニックになっていた)、サスペンス度1(う~ん。サスペンス?)、番組名の「HOUSED」ってもしかして、ファウストとかけている?度1(考えすぎか・・・)。 ということで、
作品の評価は、低予算のためか派手さはないが
背景にちょっぴり興味があったりすると興味深い作品。 邦題やパッケージ、予告編など、もう少し上手くプロモーションされていれば、評価は違っていたと思う(ちょっと辛口だったかな)。
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- 2014/12/20(土) 22:00:00|
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