監督・脚本
ピーター・ウィアー役名および出演者名
ブロンティ・パリッシュ
アンディ・マクダウェル(園芸家)
ジョージ・フォレー
ジェラール・ドパルデュー(フランス人のミュージシャン)
ローレン ビビ・ニューワース(ブロンティの友人)
フィル グレッグ・イーデルマン(ブロンティの恋人)
マック ロバート・プロスキー
ゴースキー イーサン・フィリップス(INS)
フィル グレッグ・エデルマン
弁護士 ロバート・プロスキー(ブロンティの)
バード ジェシー・ケオジャン
シーハン メアリー・ルイーズ・ウィルソン(INS)
ブロンティの両親 ロイス・スミス、コンラッド・マクラーレン
アントン ロナルド・ガットマン
オスカー デニー・デニス(ブロンティのアパートの受付)
アドラー夫妻 スティーブン・パールマン、ヴィクトリア・ブートビー
ハリー ジョン・スペンサー(ブロンティの同僚)
ペギー アン・ダウド
ヴィンセント リック・エイヴィルス
まずは、予告編から
あらすじ
ニューヨークの地下鉄駅前でドラム。
ブロンティは、Africa Cafeでアントンと待ち合わせ。 そこへ、ジョージが合流。
1980年2月2日、初対面のブロンティとジョージは結婚。 (いわゆる、
偽装結婚ってやつだな) 2人とも貰うもの(結婚証明書)を貰ったら、とっとと別れてしまう。
ブロンティは、アパートに入居するための面接を受ける。 そして、庭園が併設してある小洒落た部屋に入居。
同僚たちと入ったレストランで、ブロンティとその店でウェイターをしているジョージはバッタリと再会。
INS(移民局)のゴースキーが、調査のためブロンティのアパートへ来る。 ブロンティは、大慌てでジョージを探す。 が、勤務中の態度に問題があったために、働いていたレストランをクビになっていた。
INS調査官の面接を乗り切るために、ブロンティとジョージは打ち合わせをする。 が、ジョージは根拠不明の自信。 調査官のシーハンとゴースキーが面接。 ジョージの軽率な返答にゾーーっとしてしまう、ブロンティ。
やはり・・・というか当然、
不自然極まりなかったので、もう一度面接することになる。 それも、2人別々に。 弁護士は、暫らく一緒に住むことを勧める。
鯉をプレゼント。 (ベタ過ぎる伏線? 鯉⇒恋)
食料品店で、知人のローレンにバッタリ出くわす。 ジョージと一緒に買い物をしているため、気まずい。 ジョージは、勝手にローレンをブロンティのアパートに招待。 (
イエローカードってことか)
ブロンティは、ローレンの家で開かれるパーティに招待される。
ブロンティとジョージの不協和音はピークに。(
イエローカード2枚目で
退場ってことだな)
そして・・・
面接に向けて、勉強。
冷やかし半分でも、アリバイ。
か・・・ら・・・の・・・
疑心暗鬼!?

一言で表現するなら
グリーン・カード OR
一発レッド・カード。
ジャンル
ロマンティック・コメディ。 恋愛モノが中心で、笑いの要素はアクセントくらいの比率だ。 セリフでは下ネタを言っているが、家族で一緒に見て気まずくなるような下ネタ、グロ、ナンセンスはない。
出演者
ジョージ・フォレー役のジェラール・ドパルデューは、当時フランス映画界でもっともセクシーな俳優って触れ込みでハリウッドに進出したんだっけ(筆者の記憶が正しければ)。 でも、なんだかゴツイ感じなので、フランス人の感覚と筆者の感覚にはズレがあるなって思ってしまう(決して、悪い意味じゃないぞ)。 セクシーというより、ワイルド系の方がシックリ来る。
ブロンティ・パリッシュ役の
アンディ・マクダウェルは、本作の翌年に公開された「ハドソン・ホーク」(原題 Hudson Hawk)のアンナ役の方が印象に残っていた。 綺麗な人なんだけど、幸薄そうな感じがする(ぜぇーんぜん、悪い意味じゃないぞ)。
ストーリー
アメリカに在留するためにグリーンカードが必要なフランス人のジョージと、結婚していることが条件である庭園付きのアパートに住むために形式だけの結婚をしたいニューヨーク在住の園芸家・ブロンティは、アントンの仲介で偽装結婚をする。 2人は1度しか会っていないが、お互いに望んでいた方向に進んだ。 しかし、
移民局が調査に入ったことで事態は急変する。 ブロンティとジョージの様子があまりにもギコチナイため、再度面接をすることになる。 そして・・・
見所ジョージが前衛的な音楽を演奏するところ。
グリーンカード米国の永住権の証明書のこと。 婚姻、雇用、抽選などで得ることが出来る。 今作では、婚姻によるもの。 (ちなみに、抽選に応募できない国出身の人もいる・・・フランス人は応募できる。 もっとちなみに、日本人も応募できる・・・アメリカに住んでいることが条件だが) 永住権があっても、選挙権などはない。 利益としては、アメリカに滞在できることぐらい。
コメディ部分あんまり書くとネタバレが酷くなってしまうけど、ちょっとだけ。
Shootという部分と
Screwという部分が2つの意味で用いられている。 あと、アフリカへいった話は、「パスポートを見ればバレバレなので、ゾォーっとした」ってオチと、恋に落ちるの伏線のために鯉を持って来たってのは、どうも違うようだった。
作品の方向性(5段階)および評価
ロマンス度3(う~ん)、コメディ度3(筆者に英語力があれば、もっとネタが分かったかもしれない)、調査官の面接でのジョージの返答にゾォーっとした度42(ジョージの話す内容が雑だった)。ということで、
作品の評価は、設定に若干のムチャ振りがあるものの、
期待通りのラブストーリーを見せてくれる佳作。 見る人によってかなり評価が変わってくるかもしれない。 一定の水準をクリアしているので、誰が見ても「これはひどい」ってことにはならない。 しかし、「そこそこだよねぇ~」という人と、「すっごく、面白い。 オススメ」って言う人には分かれそう。
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- 2014/12/25(木) 22:00:00|
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