監督
ジョージ・スティーヴンス原作 ジャック・シェーファー
役名および出演者名
シェーン
アラン・ラッドジョー・スターレット
ヴァン・ヘフリンマリアン・スターレット
ジーン・アーサー(ジョーの妻)
ジョーイ・スターレット ブランドン・デ・ワイルド(ジョーとマリアンの息子)
ルーファス・ライカー エミール・メイヤー
ジャック・ウィルスン ジャック・パランス
クリス・キャロウェイ ベン・ジョンソン
フレッド・ルイス エドガー・ブカナン
モーガン・ライカー ジョン・ディルケス
ストーンウェル・トーレー エリシャ・クックJr
アクセル・シェップステッド ダグラス・スペンサー
シップステッド夫人 エディス・エヴァンソン
リズ・トーレー エレン・コービイ
サム・グラフトン ポール・マクヴィ(店のオーナー)
ウィル ジョン・ミラー(バーテンダー)
アーニー・ライト レナード・ストロング
アクセル・ジョンソン レイ・スパイカー
スーザン・ルイス ジャニス・キャロル
マーサ・ルイス ヘレン・ブラウン
エド・ハウエルズ ナンシー・カルプ
ルース・ルイス ビバリー・ワォッシュバーン
まずは、予告編から
あらすじ
ワイオミング州の山間の村に旅人のシェーンが通りかかる。 鹿を撃とうと狙っていた少年(ジョーイ)がシェーンを見つける。 (当然鹿は逃げてしまうが、仕方なかったってことだろう)
ジョーイの家(スターレット家)でしばらく休憩させてもらっているところへ、ライカーたちがやってくる。 (カメラとは関係なさそうだ)
ライカーとジョーは、土地の所有権について、揉めごとを抱えている。シェーンは、住み込みでスターレット家で働くことになる。 根気良く木を切った結果、木を切り倒すことが出来た。v( ̄∇ ̄)v
アーニー・ライトが来て、ライカー兄妹に麦畑を荒らされたことをボヤク。 同様にシップステッドやトーレーたちもライカー兄妹による嫌がらせを受けている。
シェーンは、町へ買い物へ。 針金と作業着を購入。 (筋金入りってことか) ジョーイにソーダ水を買って帰ろうと、バーに行くと、ライカー兄妹の手下・クリスにからまれる。 シェーンは、酒をかけられる。 (水掛け論じゃないってことだな)
ライカー兄妹に圧力を受けている新規入植者の農夫たちによる被害者の会が開かれる。 シップステッド、ルイス、ヤンク、ライト、ハウエル、ジョンソンとトーレーが参加した。マリアン「シェーンを好きになってはダメ」
集会に集まったメンバーは、まとまって町へ買い物に出かける。
Grafton’s General Merchantile Co
バーで再びクリスにからまれたシェーンは、手を出してしまう。 バーの用心棒にと勧誘される。 が、断ったために、大乱闘に発展。
ジョーイは、シェーンに銃の撃ち方を教えて欲しいと言ってくる。 サービスで、ちょっぴりデモを見せたりする。
銃は使い方次第で、良くも悪くもなる・・・(ジユウだーーーってことか)
アメリカ独立記念日。
ライカーは、シャイアンのウィルソンという殺し屋を雇い・・・そして・・・
ライカーが、脅しと交渉を行うためにスターレッツ家で待ち伏せ。
グラフトンの店の前で、トーリーが殺し屋に撃たれて死んでしまう。

一言で表現するなら
我慢するガンマン。ジャンル
西部劇。 ガンアクションは全体のバランスからいえば少なめ。 (思い出補正ではガンガン行っていたが、見直すとそうではなかった) 日本でいえば時代劇に相当する1800年代の設定。 入植者 対 地権者という構図(もともとの地権者はネイティブアメリカンだけど)。
映倫では、G(一般向け)指定。 PGよりも過激な表現がない。 子供(ジョーイ)が銃をやたらといじったりするが、オモチャの銃なのでセーフってことだろう。
出演者
ジョーの妻マリアン・スターレット役の
ジーン・アーサーは、撮影時50歳を超えていた。 がっつりGGEのルーファス・ライカー役(エミール・メイヤー)よりも10歳も年上だった。 (そういえば、お顔に小じわが・・・嘘だけど)
ストーリー
ワイオミング州の山間の村に旅人というか流れ者のシェーンが流れ着いた。 たまたま知り合ったスカーレット家の牧場で住み込みで働くことになる。
村では、地域の元々の地権者であるライカー兄弟と政府の方針である入植事業により移り住んできた人達の間に軋轢がある。 ライカー兄弟からすれば、元々自分たちの土地であるので、出て行って当然という理屈で迫ってくる。 スカーレット家は、入植事業で移り住んだ家族であるため、ライカーによって畑を荒らされるなど度重なる嫌がらせを受けてきた。 しかし、同様に嫌がらせを受けている入植者たちで団結し、ライカー兄弟に対抗しようとしている。 そんな中、
ライカーはシャイアンのウィルソンという殺し屋を雇い・・・見所
シェーンのガンアクション。 迫力がある。
当時としては破格の製作費300万ドル(う~ん、当時の日本円での価値観と違う気がするが、約10億8000万円)は、破格だったはず。 日本だと国家公務員の大卒初任給が7000円台だったらしい。 っという感覚で見ると、
今なら200億円以上の規模?(適当にいっているので、ツッコミは無用だぞ)
シェーンは死亡?あくまでも、筆者の見解だが、死亡していない。 理由は、撃たれたのは左腕のどこか(馬に乗っているときに、垂れ下がったままだ)。 血は出ていたかもしれないが、大量に・・・ということではなかったようだし。
テクニカラー方式(テクニカラーは、テクニカラー社の登録商標です・・・一応)
当時は、赤・青・緑の三色に分解し撮影したモノクロフィルムから上映用のフィルムに合成するって方式だったはず。 説明が分りにくいのは、筆者もよく分っていないから。 当時高価だったはずの、フィルムを3本も使う。 それだけで、費用が3倍。 しかも、合成するって手間もかかる。 同じ方式で撮影されたのには、「風と共に去りぬ」もそうだった記憶が。 両作に共通するのは、莫大な撮影費がかかったこと。
作品の方向性(5段階)および評価
西部劇度5(まんまだ)、ガンアクション度2(すごく印象的なシーンがあるが、シーンとしては意外と少ない)、西部劇だけに、ガンアクションを最後の方までセーブしまくっちゃう度4(そういえば、途中のチョイ見せもあったか)。 ということで、
作品の評価は、ラストシーンは誰もが知っているが、
一度見始めるとついつい最後まで見てしまう西部劇の王道をいく傑作。
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- 2015/01/04(日) 22:00:00|
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