監督
ダーレン・アロノフスキー役名および出演者名
マックス・コーエン ショーン・ガレット(数学者)
ソル マーク・マーゴリス(マックスの師)
ラビ・コーエン スティーヴン・パールマン
マーシー・ドーソン パメラ・ハート
レニー・マイヤー ベン・シェンクマン
デヴィ サミア・ショアイブ(マックスの隣に住む)
ファロック アジャイ・ナイデゥ
ジェナ クリスティン・メイ=アン・ラオ(近所に住む子供)
ジェニー ロウレン・フォックス
カメラ小僧 クリント・マンセル
ブラッド ピーター・チェイン
まずは、予告編から
あらすじ
9時13分 パーソナルノート。
マックスは「太陽を直視してはいけない」と母に忠告されたが、6歳の時に一度やってしまう。 医者に行く羽目になってしまった。 目は治ったが、頭痛もちになった。322X491=158102
12時45分。
前提として1.数学は万物の言語
2.全ての事柄は数字に置き換えて理解することが出来る
3.それを数式化すれば法則が導かれる
結論・・・全ての事象には法則がある。
例えば、株式市場。12時50分。 リターン。 ランセット社のドーソンから電話。
デビーがサモサを持ってマックスのアパートに来た。 (マックスは、マックスで不機嫌な対応)
16時23分、
コーヒーショップでユークリッドの法則があっているかチェックしているところ、隣に座っているレニー・マイヤーが話しかけてくる。 カバラを知っているかと聞いてくる。 マックスは、かばって欲しくないという対応。
マックスのイライラはマックスに。17時55分、24時間で2度目の頭痛。 内服薬などを服用。
頭痛酷し。 マックスの頭痛がマックス。 幻覚や幻聴などが、酷くなる。
マックスの数学の師であり、近所に住むソルと碁を打つ。 「高く飛びすぎると、焼けてしまうぞ」というソルからの忠告。
ソルは40年間πの研究をしたが、法則を見つけられなかった。 そして、研究をやめてしまった。11時22分。 πの研究をやめてしまったソルのことが理解できないマックス。
フィボナッチ。 144 ÷ 233
13時26分。
10時28分、ユークリッドの分析結果・・・人的ミス。
11時11分。 頭痛の治療に失敗。
マックスと碁を打っていたソルは、アルキメデスの浮力と体積の話をする。
地下鉄の出口でマーシー・ドーソンにバッタリ出くわす。 そっけない態度でかわす。 216桁。 レニーの誘いに乗り、怪しい儀式を行う。
マックスは、216桁の意味を聞くためにソルを訪ねる。 しかし、碁盤は整然としていながら宇宙のカオスを表現しているという謎の説明。(う~ん) (多分、有限である碁盤に置かれた石の意味は無限にあるので、法則を見つけるのはムリってことなのか)
地下鉄で頭痛がマックス。 幻覚と幻聴がヒドイ。
変なモノを発見。 ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!終着駅のコニー・アイランドへ行く。 海岸で
カイを拾う。 (パイじゃないけど、いいの?)
黄金比。 螺旋。 らせん。
マックスは、マーシーから例のブツを受け取ることにする。 (ミニにタコの人じゃないぞ。 でも、大丈夫なのか?)
リターン。
そして・・・
電話にデンワ。 もはや、カミガカリな状態に・・・
数字が鍵。

一言で表現するなら
ソルが
Solve出来なかった問題。
ジャンル
難解系サスペンス。 途中までは着いて行けたのだが、終盤が難解。 現実の世界なのか、幻覚の世界なのか境界が曖昧。 筆者は詳しくないが、ユダヤ教に関する知識があると、理解しやすいかもしれない。 派手なシーンや残酷シーンなどは、(一部あったが)多くない。 でも、内容がある程度の年齢にならないとチンプンカンプンのはずなので、そういった意味でファミリー向けじゃないかも。
ストーリー
数学者のマックスは、子供の時に太陽を直視してしまったために、目を傷めてしまった。 病院で治療したことで
視力は戻ったが、ヒドイ頭痛持ちになってしまった。 そんなマックスは、大人になって頭痛に加え、パラノイアと幻覚と幻聴に悩む。
マックスは、全ての事象に潜む法則を見つけ出そうと自宅に設置した大型コンピューターで数学を研究している。
株式市場での法則に関して一定の成果が出るようになったマックスは、ウォール・ストリートの会社と宗教団体から接近され・・・見所
斬新なカメラワーク。 (でも、体調が悪いと酔ってしまうかもしれない)
製作費
6万ドル(約600万円)と超低予算! 興行収入は322万ドル(3億円以上)なので、興行的に大成功した。 サンダンス映画祭での監督賞など賞も取っている。
ちなみに94143243431512659321054872390486828512913474876027
67195923460238582958304725016523252592969287276553
64363462727184012012643147546329450127847264841075
62234789626728592858295347502772262646456217613984
829519475412398501
・・・う~ん、意味があるんだろうか? (ん? ミ・・・ミスが・・・)
はっ!6 X
6 X
6 = 216! (っま、数学に詳しい人だったら分っていたのかも。 驚いたのが筆者だけだったら、ちょっと寂しいけど) ちなみに、製作費は6万ドル。 (う~む)
作品の方向性(5段階)および評価
サスペンス度3(サスペンスなのか、妄想なのかのキョウカイが曖昧)、数学度5(間違いなく)、「ありっ!?、っで、結局
しっπ(パイ)だったの?」度216(ちなみに数字に関してのミスに気付いた人は細かいミスを的確に見つけることが出来る達人なのか暇人なのか。 っま、そんなの指摘する筆者は唯の暇人の方だけど)。 ということで、
作品の評価は、難解なところもあるが、
独特の世界観と斬新なカメラワークのさえた良作。 ただし、モノクロというところと現実と妄想のキョウカイが分り難いなど、見る人により好みが別れそうだ。 万人受けするタイプじゃないというか。
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- 2015/01/05(月) 22:00:00|
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