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阿佐蔵の暇つぶし

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モンスターズクラブ…豊田利晃監督による、あの事件の解釈・・・について

監督・脚本 豊田利晃

役名および出演者名

垣内良一  瑛太
垣内ユキ  窪塚洋介(良一の兄)
垣内ケンタ KenKen(良一の弟)
垣内ミカナ 草刈麻有(良一の妹)
P       ピュ~ぴる
垣内ユリエ 松田美由紀(良一の母)
垣内セイジロウ 國村隼(良一の父)

まずは、予告編から



公式サイト(HPが、重い気がする。 筆者のPCの性能のせいだろうか?)

あらすじ

雪山にある山小屋で、薬品を調合する垣内良一。 箱に仕掛けを設置して…

鈴木一郎名義で、テレビ局社長宛に荷物が配達される。 箱を開けると… ドッカーーーンっと。( ̄◇ ̄;)

薪を割る垣内良一。 雪掻きも。

垣内良一は、近代化した社会に不満タラタラ・タタラタラ。(´Д`)y-~~

鈴木一郎名義で、丸谷堂広告社社長宛に荷物を発送。

(´Д`)y-~~

「自由とは力だ」

逃げる方法は、産業テクノロジー社会を放棄すること。

鍵を掛けて、お出かけ。 道中、Pを見つける。

山小屋に帰り、火を起こしていると、Pが玄関に!(_´Д`) アイーン

昨夜の吹雪が嘘のような、晴天。 Pに撃たれる…夢を見る。

鹿を狩る。 でも、しかし… 鹿ステーキを作っていると、Pが目の前に!
ピィィィィィィィィィィィィィ

弟の垣内ケンタだった!? でも、バイク事故で死んだはず…と。
良一の兄・垣内ユキが山で自殺したことを話題にする。
「知らね」( ´_ゝ`)(´<_` ;)

(良一の妹)垣内ミカナが、山小屋へ来た。 蜂蜜入りミルクティーとリンゴを出す ミカナは、ユキから良一へ送られた宮沢賢治全集を見つける。 その中に、サマーキャンプで撮った集合写真があった。 ユキが自殺した理由を理解しようとする2人。 大学進学を諦めて、働こうか迷っているミカナ。

(良一の父)垣内セイジロウの死後、良一の兄・ユキが会社を継いだ。 が、ユキは自殺。 その後、母・ユリエはガンで死んだ。 弟・ケンタもバイク事故で死亡。 短期間で、良一と妹ミカナのみを残して、家族が死んでしまった。

Pがリンゴをかじりながら、良一を眺める。

薪割り、からの、詩作り。 その間も、メディア関係者に次々と爆弾を送り続けている。

死んだ Or 死因だ Or 詩いいんだ?

「上を向いて歩こう」?

そして…

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

((=゜エ゜=))顔面蒼白

当たる瞬間

爆弾発言?

ʅ(´◔౪◔)ʃ えっ?

モンスターズクラブ

一言で表現するなら
MC…ハマー


ジャンル
モノローグ系難解ドラマ。
 基本、一人称で近代化した社会への不満を述べている。 内容は過激だが、表現はかなり大人しい目。 映倫のG指定は、っま、妥当なところだろう。


出演者
自殺した良一の兄・垣内ユキ役に窪塚洋介さんを選んだのは、狙っているんだろうか? 窪塚洋介さんといえば、2004年6月6日に、自宅であるマンション9階から転落する事故があった。 高さ26mからの落下で、重体という情報が出た。 そのときの説明が、確かベランダで作業をしていたら落下してしまった…という、ナンだか分り難いものだった。 もしかして…と思い、窪塚さんの足元を見たが、どうやら霊ではなかったようだ。(全然悪い意味じゃないぞ)


ストーリー
短期間で自身と妹を除く家族を亡くした垣内良一は、人里はなれた雪山の小屋で自給自足の生活をしている。
 その合間をぬって爆弾を作って企業トップやマスコミ関係者、政治家などに送り、近代化社会に抵抗しようとしている。 ある日、良一は、白塗りの怪しい人物(P)を見つける。 そして、死んだはずの、家族と会話するようになり…


見所
白塗りの出演者。(罰ゲームで、パイをぶつけられたわけじゃないぞ)


一応、モデルになったのは実在の人物
1978年5月から1995年にかけて全米各地の大学と航空業界および金融関係者に爆発物を送りつけ、3人が死亡、29人以上が重軽傷を負った事件を起こし、「ユナボマー(Unabomber、University and Airline Bomberを短縮した造語)」の名で呼ばれる。のちにカジンスキーから『ニューヨーク・タイムズ』と『ワシントン・ポスト』に送られた犯行声明「Industrial Society and Its Future(「産業社会とその未来」、通称「ユナボマー・マニフェスト」)」により、これら一連の事件の目的が明らかとなる。FBIによる捜査では史上最長となった事件である。(ウィキペディアからの引用)


作品の方向性(5段階)および評価
モノローグ度4(結構語っている)、難解度5(む…難しいというか、論理的なつながりではなく、詩的につながっているというか)、ところで、顔を白塗りする意味はなんじゃい?度96(まさか、顔色が悪いぞ→実は…ってこと?)。 ということで、作品の評価は、う~ん、ストーリーが難解な部分もあるが、元ネタ(ユナボマー事件)を知っていれば、こういう解釈もあったかー、と思えるかもしれない作品。 ちなみに、ユナボマー事件では、犯人の弟が警察に通報したのがキッカケで逮捕された。


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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

  1. 2015/04/20(月) 22:00:00|
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