あらすじ詩的というか、比喩を多く使ったオープニング。 1973年モンマルトルのプーラン夫妻のもとにアメリが生まれる。
父ラファエルは、元軍医で今はアンギャンの治療院に勤務。 趣味は、靴を並べ 磨き上げること。 母アマンディーヌは、元教師。
父は、娘を心臓病と思いアメリを学校に行かせなかった。母から教わる。 人との接触のないアメリは空想の世界に。
アメリはカメラを買ってもらう。 偶然事故現場に居合わせたアメリ。いろいろあって、復讐のためいたずらを。
母は、不慮の事故で死んでしまう。
アメリは自立することに。 モンマルトルのカフェ ドゥ・ムーランで働き始める。 アメリの空想が続く。
ダイアナ元妃がパリで交通事故のため死亡したニュースを見ていた時、アメリは偶然隠されていた箱を発見。 写真、おもちゃなどが入っている。 持ち主を探すことにする。
大家を訪ねてみる。 でも、彼女は夫の愚痴ばかり。
コレール氏を尋ねる。 持ち主は、ブルドトーらしい。
地下鉄でレコードを鳴らす老人。 写真撮影機の下に落ちた何かをを拾おうとする男ニノ・カンカンポワと遭遇。
アメリは、ブルドトーを電話帳で見つけ一件ずつ尋ねる。
家に帰る途中、老人がブル”トド”ーだといって、部屋に招き入れる。 ガラス男と呼ばれている。 名前は、レイモンド。 自分が描いた絵を解説する。
ブルトドーは、公衆電話が鳴っていたため出ると、そこには、あの箱が。 当時の記憶が蘇る。
アメリは、道で困っている老人を助ける。
アメリは、父の思い出の品を持って帰る途中、ニノと目が合う。 ニノが落としたカバンを拾う。
「一目惚れにもレシピはある」
アメリはレイモンドと、ニノのカバンに入っていたアルバムをめくる。
(破られた写真は、何を意味しているんだろうか)
アメリは、意地悪な果物売りの店主コリニョンの家に侵入し、イタズラをする。
「アメリは恋をしているの?」
常連客のジョゼフと売店のジョルジェットが親密になっていく。
レイモンドは、ビデオテープを受け取る。
振動
アメリは、ビデオ店にニノの落し物を届けに行く。 お化け屋敷へ。
ニノも空想する。
アルバムは、返却される。 電話。
ラファエルのもとに、小人が旅した土地からの絵手紙が届けられる。
アメリのいたずら。
駅での張り紙。 「いつ」「どこで」
アメリは、例の写真撮影機でコスプレして写真を撮る。 謎の男の正体もわかったようだ。
ニノは、写真撮影機の下からアメリのコスプレ写真を見つける。 そこには、メッセージが・・・
感想皮肉あり、妄想あり、ロマンチックなところありの映画。 比喩表現が多く使われていて、いいアクセントになっている。 セリフとナレーションが多いため、字幕を追いかけるのが苦手な人は、厳しいかもしれない(こともないか)。
ウィキペディアでは、「日本では当時低予算のB級映画を専門とするアルバトロスが配給。シナリオの段階で判断したためゲテモノ映画と間違え同社の叶井俊太郎が購入した」と書いてある。 確かに、予告編を観た時は、ちょっと変な感じがするなーと思った。
でも、本編を観ると、ちゃんとしている。 あと、(自分がそう思っているだけかもしれないが)フランス映画に多い何だかわかりにくい終わり方っていうこともない。 観終わった後は、スッキリするぐらい。
公式サイトが有ります。
(アメリ缶まだ売っているんだろうか?)




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- 2014/01/04(土) 15:05:31|
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