監督 深作欣二
脚本 笠原和夫
広能組
広能昌三 菅原文太 山守組幹部 広能組組長
水上登 五十嵐義弘 広能組若頭格
岩見益夫 野口貴史
西条勝治 川谷拓三
倉元猛 渡瀬恒彦 (正式な盃は受けていない)
うめ 荒木雅子 倉元の母
富枝 池玲子 西条の女
山守組
山守義雄 金子信雄 山守組の組長
山守利香 木村俊恵 山守義雄の妻
槙原政吉 田中邦衛 山守組幹部
弘美 堀越陽子 山守の女
大久保憲一 内田朝雄 呉市の大物
村岡組
村岡常夫 名和宏 村岡組組長
武田明 小林旭 村岡組幹部
松永弘 成田三樹夫 若頭
江田省一 山城新伍
杉原文雄 鈴木康弘
打本組
打本昇 加藤武 村岡舎弟分 打本組組長 タクシー会社を経営する事業家
早川英男 室田日出男 幹部 早川組組長
若松三郎 大前均 プロレスラー モデルは力道山
江奈 中村英子 早川の妻
明石組
明石辰男 丹波哲郎 明石組組長
相原重雄 遠藤辰雄 明石組舎弟頭
宮地輝男 山本麟一 明石組若頭
岩井信一 梅宮辰夫 明石組幹部 岩井組組長
和田作次 木谷邦臣 岩井の舎弟。
神和会
神代巳之吉 和田真士 明石組と拮抗する広域暴力団の神和会会長
伊丹義市 中村錦司 神和会の副会長
ナレーター 酒井哲
(ウィキペディアから引用・・・ウィキにはモデルとなった人物も掲載されているが、映画本編とは関係無さそうなのでカットした)
まずは、予告編からあらすじ音楽がちょっと違う。 山守組は、広能らの命がけの闘いにより勢力を拡大していったが、内部抗争により幹部組員たちは次々に倒れ、広能は、山守に盃を返して袂をわかった。 各国での紛争もあったが、米ソの冷戦の思惑がかかわっていたため、代理戦争といわれた。
日本のヤクザ社会においてもそうした傾向がようやく現れ始めた。
昭和35年9月広島市で広能、打本昇(打本組組長)、若松三郎(プロレスラー)、杉原文雄(村岡組)が繁華街を歩いていると後ろから追い越したチンピラに杉原文雄は襲撃されてしまう。 杉原文雄は、村岡常夫が病気療養中に村岡組を統率していた実力者だった。
葬式での粗相に対して、打本昇は煮え切らない態度。 広能、武田、松永らが決断をせまるが・・・
呉市では、広能はスクラップ工場を経営。 広能は、西条勝治がスクラップを盗んだため、折檻。 広能は、大久保憲一から呼ばれる。 身元引受人を大久保から山守義雄にしようということだ。 何と、山守からの話だと。 山守は、村岡組の跡取りが気になる様子。
西条勝治は、なんと手丸ごと・・・いってしまった。広能は、山守組に復帰。 プロレス興行にいる広能を訪ねる岩井信一(明石組幹部)。 打本は、広能の顔の広さを羨ましがる。 酔った若松は、近くで飲んでいた男と喧嘩になる。 のちに広能組組員になる倉元猛だ。
江田が出所した。 打本は広島市の新興世代の頂点にたつ。
山守が広能の工場からスクラップを持ち出す。
36年6月
打本は、明石組の相原重雄と盃を交わす。 大阪、奈良、京都、鳥取、福岡では、明石組と神和会の抗争が。
広島は、明石組と神和会にとって譲れない場所となる。 相原重雄は、打本のじき盃について・・・
村岡常夫が引退することに決めたらしい。 松永、武田らは、跡を山守という方向だと広能に相談。 しかし、広能は打本を押す。 そこへ、打本が・・・
「知らん仏より、知っとる鬼の方がましじゃけんの〜」その後、広島の村岡組と呉の山守組の合併。 山守は、打本を挑発。 打本は、何も出来ない。
山守の打本に対する辱めにより、山口県岩国基地繁華街での代理戦争となって火を吹いた。
この抗争は、山守組を刺激。 槇原が指揮官として殴りこみを計画。 すんでのところで、中止となる。
早川の息がかかった店で、山守は、早川を引き抜きを計画。 広能、江田、松永、槇原らが会合中に、学生に爆弾(?)を投げ込まれる。
打本の仕業だったのか? 松永と武田は、盃を返す。
賭場で山守に打本の詰めた指を届ける。 打本は、早川らをほっておいて神戸に逃げた。 明石組が乗り出してくることに。
広能は、山守を守るために山守宅へ。
明石組幹部が広能と話し合い。
色々と手打ちに。 槇原、江田、松永らは・・・
この手打ちは、山守組の敗北であった。 打本は、明石組組長の明石辰男の舎弟盃を受けてその傘下に加わり、山守組の対抗組織となる。
山守は、病気療養中の武田を訪れる。 山守は、武田を若頭になってもらうよう依頼する。 武田は、神和会と盃を。
広能は、何者かに襲われる。 西条に「あれは、槇原の刺客と」けしかかられて、倉元は、槇原を襲撃。
広能は、明石組と神和会の間で難しい立場。
山守組は、神和会と・・・ 明石組は、打本と・・・
停電からの・・・ 盃? 武田・・・大久保・・・
「のぅ、大久保さん引き出したんは、そっちが仕組んだことやろが」神和会は、山守の責任を追求。 しかし・・・ 広能がカタギに?
槇原が西条を買収。 どっちつかずの早川。 土産? 激しい銃撃戦。
「闘いが始まる時、まず失われるのは若者の命である。 そして、その死はついに報われた試しがない。」感想まさに、代理戦争という感じ。 ドロドロとした人間模様が描かれる。 梅宮辰夫さんが、明石組の岩井信一として復帰(べつに、漬物屋が忙しかったから居なかったわけじゃないぞ)。
内容は、もともと打本の煮え切らない態度が内部抗争に発展、神戸の明石組と神和会の抗争に巻き込まれることになる。 それにしても、広能は、ピンチの連続だった。 裏切りの連続でもあった。
西条勝治役の川谷拓三と倉元猛役の渡瀬恒彦は、いい味出してたな〜。 渋みのある広能昌三役の菅原文太さんと対象的な若さあふれるチンピラ役で。
シリーズは、後半へ。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画
- 2014/01/22(水) 18:15:55|
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